新疆ウイグル自治区でイタリアを感じる訳

そこに行くと、「輝く太陽、陽気な人々、トマトたっぷりのソースをかけた手打ち麺、なんだかイタリアみたい!」って、思います。そことは中国の一番西にある新疆ウイグル自治区です。新疆ウイグル自治区は、西安からイタリアのローマまで続くシルクロードの一部分です。イタリアに行ったことがないので、新疆ウイグル自治区が本当にイタリアに似ているかどうかは別として、新疆ウイグル自治区のカシュガルや和田の旧市街は、全く中国らしくないところです。住んでいるのは、トルコ系の民族であるウイグル族です。ほりが深く、茶色の髪、茶色や緑の瞳をしたウイグル族は中国人には見えません。

新疆ウイグル自治区で食べたい、パスタのような「トゥクチュープ」! 新疆ウイグル自治区で食べたい、パスタのような「トゥクチュープ」!

ウイグル族が感じる美味しいラグメン

ウイグル族の主食は、「ナン」というパンと「ラグメン」です。ラグメンは、トマト、白菜、ピーマン、羊肉を炒め煮したソースで食べる混ぜ麺です。麺はもちろん手打ちです。ウイグル族は「料理は赤くないと、おいしくない」と言います。だから、ラグメンのソースには、たっぷりのトマトが使われているので、おいしそうな赤い色をしています。トマトの値段が上がる冬は、ラグメンのソースに入れる干した唐辛子の量を増やして、赤く見えるようにするそうです。

ウイグル族が作る幅広麺は、パスタにそっくり!

ウイグル族の麺職人は、細く伸ばした生地を、台に打ち付け、体の前でひっぱったり、よじったりしながら、麺生地を細く長く伸ばしていきます。細麺と共に、幅1.5センチほどの幅広麺も定番の麺です。この幅広麺は、タリアッテレやフェットチーネと呼ばれるパスタにそっくりです。幅広麺を使ったラグメンは、まさにトマトソースで食べるイタリアのパスタそのものです。もしも、英語名が「チャイニーズキャベツ」の白菜がソースに入ってなかったら、もっとイタリア料理っぽいです。

必ず、幅広麺で食べる新疆のごちそう麺

ウイグル族の食堂でラグメンを食べるとき、細麺かタリアッテレのような幅広麺が出てくるかは決まっていません。どちらもありなので、どっちがあたるかは運です。ウイグル族の麺の中に「トゥクチュープ」というごちそう麺があります。ぶつ切りの鶏肉とじゃがいもの煮込みをかけた麺なので、ゴロゴロした具がとってもおいしそうです。このトゥクチュープは、必ず幅広麺と決まっています。幅広麺と煮込みという組み合わせが、イタリアの家庭料理みたいです。新疆でトゥクチュープを食べて、ちょっとイタリア気分を味わってみませんか!