和田で見つけた! もしかして中国で一番濃厚なヨーグルト?

ここまで濃厚だとヨーグルトというよりクリームチーズみたい! 和田バザールのヨーグルトは、とにかく濃い! 青海省のヤクのヨーグルトにも負けてません。こんなに濃厚なヨーグルトが食べられるのは、和田だけです。和田は、中国の西の端、新疆ウイグル自治区にある町です。新疆ウイグル自治区は、西安からローマまで続くシルクロードの途中にあり、まさに中国のシルクロードと言える場所です。和田は、タクラマカン砂漠の南に位置し、省都のウルムチや観光都市のカシュガルと比べると、かなり農村部です。それだけに昔ながらのシルクロードを感じられる素朴な町です。

和田のバザールは、毎週日曜日に規模が大きくなる。周辺の農村部からも人が集まり、すごい賑わい! 和田のバザールは、毎週日曜日に規模が大きくなる。周辺の農村部からも人が集まり、すごい賑わい!

新疆ウイグル自治区でみかけるヨーグルトは、常に2種類!

和田、ウルムチ、トルファン、カシュガルなど、日本人旅行者が多い新疆の町には、必ず名物と言ってもいいようなヨーグルトがあります。新疆ウイグル自治区に住むウイグル族は、チーズやヨーグルトなどの乳製品をよく食べます。ウイグル族の市場であるバザールに行くと、生活に必要なありとあらゆるものが売られ、もちろん食堂や屋台もあります。バザールでは、必ず、ヨーグルトも売られています。ヨーグルトは、だいたい2種類です。どんぶり入りのヨーグルトか氷を入れて食べるヨーグルト味のかき氷かです。

ヨーグルト味のかき氷は、5〜9月頭頃までの限定品。 ヨーグルト味のかき氷は、5〜9月頭頃までの限定品。

男性にも人気! 和田のこってりヨーグルト!

和田だけは、この2種類のヨーグルトに加えて、クリームチーズのように濃厚なヨーグルトが売られています。あまりにも濃いので、さすがに丼や茶わんサイズの器で食べるのはきついのか、小さな器で食べます。このヨーグルトが本当においしい。上には必ず茶色のジャムがかけられています。屋台の人は、このジャムを「木瓜(ムークワ)」だと言います。木瓜にはパパイヤとかりんと言う意味があります。和田はシルクロードなので、上にかかっているのは、パパイヤではなく、かりんジャムでしょう。お酒を飲まないイスラム教徒は、甘党が多いと言われますが、和田もそうです。おじさんも若い男の子も小さな容器からはみ出たジャムがたれるほど、たっぷりかけてもらって食べます。

濃厚なヨーグルトは、どの屋台でも浅いお盆に入れられて売られている。 濃厚なヨーグルトは、どの屋台でも浅いお盆に入れられて売られている。

和田名物のヨーグルトを作っている人たちとは?

この濃厚なヨーグルトは、バザールの家畜市で売られている羊のミルクで作ったものかと思っていたら、牛のミルクでした。近隣の農家の女性がアルバイトで作っているそうです。小さな器でも濃厚なので、丼や茶わんに入れて売っているヨーグルトよりもお値段は、高めです。収入が都市部より少ない和田では、ぜいたく品かもしれません。食べている人は、小さく切ったスプーンがわりのブリキで少しずつ味わって食べているように見えます。私もマネしてゆっくり食べます。和田のバザールに行ったら、とにかく濃厚なヨーグルトを食べてみてくださいね!

こんなに小さな器でも、けっこうお腹にきます。 こんなに小さな器でも、けっこうお腹にきます。