ヘタウマがかわいい! 新疆ウイグル自治区の看板

手描きの看板って、下手くそなのか上手なのかわかりません。でもかわいいので、ついつい写真を撮ってしまいます。最近ではパソコン処理をした看板が多く、手描き看板がかなり減ってしまいました。中国の一番西、パキスタンと国境を接している新疆ウイグル自治区は日本から一番遠い中国です。その中でも西にあるカシュガルと和田(ホータン)は手描き看板の宝庫です。少数民族のウイグル族が住んでいるところに行くと、食堂、散髪屋、洋裁店、歯科医の手描き看板が並んでいます。その中に、一見、水道の蛇口にもシャワーにも見える手描きのイラストがあります。さあ、いったい何屋さんでしょう?

新疆ウイグル自治区で、かわいい看板に惹かれて入ると危険?な場所とは 新疆ウイグル自治区で、かわいい看板に惹かれて入ると危険?な場所とは

蛇口の絵が描かれた商売とは?

蛇口にもシャワーにも見えるイラストがたったひとつだけならわかりにくいですが、シャワーが並んでいる絵だとすぐ、わかりますよね。ここはシャワー屋さんです。中国の西北部に行くと、「澡堂(ザオタン))」や「淋浴(リンユイ)」と書かれたシャワー屋さんの看板をよく、目にします。このあたりは、もともと乾燥した地域なので、水が貴重なのか、湯船に入る習慣がありせん。みんなシャワーで、すませてしまいます。新疆ウイグル自治区でも同じです。

いったい中はどうなっているの?

それでは、和田のシャワー屋さんに行ってみましょう。ほとんどのところが入り口で男女分けされています。その先に小部屋が並んでいますが、ここがシャワー室でもあり脱衣所です。小さな部屋の上には木箱のような棚があります。扉はなく、棚に新聞紙が敷いてあります。ここに脱いだ服やかばんを入れます。小部屋の壁は天井まではないので、天井は繋がっています。シャワーを使っている人がいると、ものすごい湿気ですが、寒い季節ならこの湯気がありがたいです。

看板はかわいいけれど、みんなにおすすめできない訳

さてシャワーですが、ノズルがひとつなら、温度調整不可。もしノズルが二つなら、温度調整できますが、どちらが水か熱湯かわかりません。表示があっても、なぜか逆の場合も多いので、信用して勢いよくノズルをひねると、お湯のはずが水なんてことも多々あります。ただお湯の量も温度も、安宿のシャワーよりずっとマシです。寒い冬ならシャワー屋さんを使うほうが快適にすごせることも多いです。問題は床がとっても不潔! 髪の毛、シャンプーやトリートメントの小袋が常に散乱状態です。手描き看板のかわいさに惹かれて、実際に入ってみるのは、かなり大ざっぱな人にしか、おすすめできません。