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激安だから売れている! 新疆ウイグル自治区では内臓のあれが人気!


掲載日:2015/10/25 テーマ:グルメ 行き先: 中国 / カシュガル

タグ: 安い 屋台 肉料理


日本人も好き! 羊の本場で食べたいあの食べ物

ユチェカバブより、日本人にはジガー(レバー)のカバブのほうが食べやすい ユチェカバブより、日本人にはジガー(レバー)のカバブのほうが食べやすい

キーンと冷えたビールと一緒に楽しめないのは、不満ですが、新疆ウイグル自治区の食の楽しみといえば、焼きたてのシシカバブです。新疆ウイグル自治区は中国の一番西、地図で見るとインドの北側になります。ここまで西にやってくると、住んでいる民族も食文化も漢民族とは変わってきます。新疆ウイグル自治区に多く住んでいるのは、少数民族のウイグル族です。イスラム教を信仰しているので、宗教上の理由から豚肉は食べず、お酒も(建前上は)飲みません。シシカバブは、ウイグル族が肉の中でも最上とする羊肉の炭火焼きのことです。日本人旅行者も大好きなシシカバブが、この数年、だいぶ変わってきました。

シシカバブ屋台に異変あり!

新疆ウイグル自治区の市場、バザールや屋台が集まるところを探しても、なかなかシシカバブの屋台が見つかりません。あることはあるんですが、日本人が食べたい精肉のシシカバブ屋が、ものすごく減りました。今、人気は内臓のカバブ屋さんです。つやつやした赤色のレバーのカバブは「ジガーカバブ」です。表面にもろもろした粉がついている黄色っぽい腸のカバブで「ユチェカバブ」と言います。もろもろの粉は卵にとうもろこしの粉を混ぜたもので、臭みをとる役割を果たしています。

内臓系のカバブがバカ売れの訳とは?

新疆ウイグル自治区の中でも西にある、古都カシュガルのバザールに行くと、このジガーやユチェカバブ屋さんばかりが目につきます。夕方になると、ウイグル族の男たちや買い物に来た女性たちが群がり、繁盛している様子が伝わってきます。日本人が食べたい精肉のカバブと比べると、ユチェカバブは5分の1、ジガーカバブは3分の1ぐらいの値段です。精肉のカバブ1本の値段で、ユチェカバブなら5本、ジガーカバブなら3本買えるのです。新疆ウイグル自治区は、所得は他の地方より少ないのに、物価は安くない地域です。シシカバブだって、安くて量が多いほうにお客が流れてしまうのは、仕方ないことです。

精肉のカバブにも異変あり!

この物価高では、精肉のカバブって、ずいぶんぜいたくなものです。精肉のカバブは羊ですが、臓物系のカバブは羊ではなく、牛を使っているところがほとんど。牛はもともと羊よりも安く、体が大きいので、内臓の量もたっぷりなので、内臓のカバブは激安なのです。精肉のカバブも、羊肉の値上がりのスピードが早すぎるので、肉の串には大きな脂身が混じるようになりました。今、新疆ウイグル自治区は本当に物価高です。シシカバブの本場で思いっきり食べたいシシカバブですが、旅行者も激安の内臓カバブに走ってしまうかもしれません。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2015/10/25)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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