カシュガルに行ったら、ぜひ、行ってみたいところ

「こんないい顔をした、おじいさんに囲まれて、チャイを飲むなんて、シルクロードに来たって気分になるわ〜! やっぱりシルクロードの旅はチャイハネに行かないとね!」。チャイハネとは、カフェのことです。正直言って、チャイの味は、たいしたことないんですが、気分は大満足です。2階にあるチャイハネのバルコニー、つまり一等席に席をとり、ここからバザールを行き交う人を眺めながら、チャイを飲んでみたかったのです。今、私がいるのは、新疆ウイグル自治区の古都、カシュガルです。新疆ウイグル自治区は、中国の中でも日本から一番遠いところにあります。地図で見ると、ほとんど中央アジアです。

素敵なシルクロードの老人がチャイハネに集まる時間帯は、午後のお祈りの後! 素敵なシルクロードの老人がチャイハネに集まる時間帯は、午後のお祈りの後!

シルクロードのカシュガルとは、どんな町

新疆ウイグル自治区は、西安からローマに続くシルクロードに属しています。その新疆ウイグル自治区で最も西にあるカシュガルは、かつては「疏勒国」と呼ばれたオアシス都市国家の都でした。交易で栄え、文明の十字路の役割を果たしてきました。今も少数民族のウイグル族の数が多く、伝統家屋が残っているカシュガルは、新疆ウイグル自治区の中でも、特別な町です。カシュガルのバザールやウイグル族が住む旧市街に一歩足を踏み入れると、「シルクロードにやって来た!」と言う気分でいっぱいになります。

素敵なウイグル族の老人に出会える場所

カシュガルの旧市街だけでなく、カシュガル市そのものの中心は、エイティガール寺院です。めずらしい黄色のモスクで、礼拝の時間になると、年輩のウイグル族の男性が続々とやってきます。現代化が進み、さすがに民族衣装で身をかためたおじいさんの姿はありませんが、帽子と髯がトレードマークのウイグル族の老人は、かっこいいです。ほりが深くて、整った顔だちの人が多いので、まさに絵になる老人です。こんな素敵な老人が集まって、何やら話こんでいるのがチャイハネです。

カシュガルで一番、カシュガルを楽しめる場所

エイティガール寺院からそう遠くない吾斯塘博依路と庫木代爾瓦扎路の交差点に、おすすめのチャイハネがあります。庫木代爾瓦扎路は「職人街」と呼ばれている、せいろや銅細工の職人が集まっている通りです。そのチャイハネは「100年老茶館」と言って、およそ100年の歴史があります。イスラム様式の伝統家屋の2階にあり、バルコニーからバザールの様子を眺められるようになっています。カシュガルで一番、カシュガルらしいところを楽しめる場所にあります。固めたお茶の葉を削って使うシルクロードのお茶を飲みながら、バザールを眺めてみませんか! シルクロードの旅を満喫している気分になれますよ!