かわいい民族衣装を着たおばあちゃんに出会える町

「ショッキングピンクや黄緑色って、おばあちゃんが着てもけっこう似合うんだな」、「年をとってもプリーツスカートを着こなせるって、かっこいい!」。こんな派手でかわいいおばあちゃんの民族衣装姿が見られる雲南省の小さな町があります。ベトナム国境と接している文山チワン族苗族自治州の馬栗坡(マリポー)です。雲南省は中国の中でも一番西南部にあります。文山チワン族苗族自治州は雲南省の中でも南部にあり、ここまで来ると、冬でもかなり温かい。街路樹だって南国風です。ここがかわいい民族衣装を着たおばあちゃんが住む町です。

おばあちゃんがかわいい民族衣装を着ている、雲南省馬栗坡に行ってみよう! おばあちゃんがかわいい民族衣装を着ている、雲南省馬栗坡に行ってみよう!

貴州省の苗族は渋い系、雲南省の苗族は何系?

中国を旅行している日本人には民族衣装好きの人たちがたくさんいます。中国に住んでいる56もの民族のうち約半分が住んでいる雲南省や、細かい刺繍の民族衣装が見られる貴州省を旅行している日本人はほとんどが民族衣装好きです。少数民族が住む村を訪ねて写真を撮ったり、実際に民族衣装を買って、コレクションしている人など様々です。さて、少数民族の中でも主に貴州省に住んでいる苗族は、地方によって全く民族衣装が異なります。苗族は日本人を含め外国人のファンが多い少数民族です。貴州省の苗族の衣装は、ろうけつ染めの地味な色合いの渋い系。ところが雲南省馬栗坡の苗族は、貴州省とはうってかわりハデ系なんです! 同じ民族でもここまで違うのかとびっくりです。

周辺からやってきた少数民族でいっぱいの日曜日!

ベトナム国境に近い馬栗坡は一見、漢民族の町です。意外と大きな新しい町で、民族衣装を着た苗族どころか少数民族の姿は見当たりません。少数民族は郊外の村に住んでいる人が多く、なかなか出会えないのです。しかし一週間に一度、そのチャンスが訪れます。毎週日曜日、馬栗坡に大きな市が立ちます。この日は周辺の村から売り買いに来る苗族で、小さな町の中心部がごったがえします。この日曜市は、「国豪大酒店」という町で一番のホテルの横の石段がある通りに立ちます。その日は、長い通りが雑貨、服、野菜、餅などを売る屋台で埋め尽くされます。

苗族に人気があるお店はどんな店?

苗族の民族衣装は手作りなので、その女性のお目当ては洋服や雑貨屋です。チロリアンテープやレースなどを売る手芸店、古着屋さんも苗族の女性が欲しいものを売っているお店です。村で手に入りにくいものを売るお店のあたりをうろうろしていると、素敵な民族衣装に出会える確率がグッとあがります。馬栗坡で私が出会った苗族は、おばあちゃんばかりでした。若者は出稼ぎに行き、村にはいないのかもしれません。おばあちゃんが若者のような民族衣装を着こなしている姿も新鮮! 民族衣装好きなら、市が立つ日曜日に馬栗坡に行ってみてくださいね!