最近、少し変わってきた雲南省の人気観光地

どこまでも続く黄色い大地に感動! 菜の花畑のど真ん中を歩いてみたかった! こんな場所が中国の西南部に位置する雲南省にあります。雲南省の観光地と言えば、世界遺産になっている麗江、大理に加え、南部の景洪などが人気です。これらの町は、どこも少数民族が多く、漢民族の文化とは異なる民族文化を感じ、体験できるので、日本人旅行者にも人気が高い場所でした。最近は、これらの有名観光地に加え、春だけめちゃくちゃ人気が高い観光地があります。それが省都昆明の東、高速バスで約3、4時間ほどの羅平(ルオピン)です。菜種油の生産地として知られる羅平は、春になると、菜の花の黄色で大地が覆われます。

羅平の人気スポットは、時間帯別に2か所!

この菜の花畑を求めて中国全土だけでなく、台湾、タイ、香港からの観光客もやってきます。みなさん、写真を撮るためにやって来ているので、とっても高そうな一眼レフを持ってきています。最近は、日本人の中高年の個人旅行者も見かけるようになりました。さて、羅平の菜の花畑の撮影スポットは、2か所あります。夕日が美しいことで知られる牛街螺スー(虫へんに師)田と朝日が美しい金鶏峰です。牛街螺スー田は、羅平中心部の北側にある小さな村にあります。田螺のような渦巻き模様がいくつも田んぼに散らばっています。小高い丘にある展望台から田んぼ全体を見下ろすことができ、夕暮れ時になると、展望台は望遠レンズを構えた観光客でいっぱいです。

夕日の人気スポット「牛町螺スー田」。眺めのいい場所は、人でいっぱいなので、いい写真を撮るための場所取り合戦が大変 夕日の人気スポット「牛町螺スー田」。眺めのいい場所は、人でいっぱいなので、いい写真を撮るための場所取り合戦が大変

金鶏峰を訪れるベストタイムは、いったいいつ?

金鶏峰は、羅平の北東約11キロの道路沿いにある小高い山です。カルスト地形特有の小高い山とも丘ともいえる地表の隆起があり、その周囲に菜の花がこれでもかと咲き乱れています。一応、禁止されているのですが、菜の花畑の中に入りたい観光客も多く、菜の花とたわむれている姿が目につきます。とにかく、一面の菜の花畑ってまさにこのこと! 菜の花の畑の道を馬車に乗って進むこともでき、観光地化は進んでいますが、これだけの規模の菜の花畑は他では見られません。ただ、朝10時半頃までは霧がかかることが多く、すっきりした菜の花畑の写真はなかなか撮れないようです。そのかわり霞んだ幻想的な写真が撮れますよ。

どこまでも菜の花が広がる「金鶏峰」の風景は、まさに桃源郷! どこまでも菜の花が広がる「金鶏峰」の風景は、まさに桃源郷!

羅平のベストシーズンのホテル事情

さて、羅平の菜の花のシーズンは、2月から3月にかけてです。春休みに羅平の菜の花畑を見にいってみませんか? この季節になると、中国全土からだけでなく、香港や台湾からも観光客がどっとやってくるとなると、ホテルがあいているかどうか心配ですよね。そこは、問題なし! 羅平の中心部は、シーズンオフはいったいどうしているんだろうと心配になるほどホテルだらけです。日本のガイドブックでも紹介されている有名ホテルの予約は取れませんが、私の場合、当日でもバスターミナル周辺で簡単に見つかりました。バスターミナルから離れると、宿泊費も下がり、オンシーズンでもお手軽な値段で泊まれますよ。春休みのおすすめ旅行は、羅平がいちおしです。

金鶏峰では、牛車に乗って、菜の花畑の道をゆっくり進んでいける 金鶏峰では、牛車に乗って、菜の花畑の道をゆっくり進んでいける