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古鎮好きにおすすめ! 雲南省南部に残る茶馬古道の重要な宿場町、碧渓古鎮に行こう!


掲載日:2019/06/03 テーマ:観光地・名所 行き先: 中国 / 昆明

タグ: 一度は行きたい 穴場 史跡 歴史


ひなびた感じがすばらしい碧渓古鎮

碧渓古鎮は、小さな古鎮。朝9時前に訪れると、商店街はまだ、閉まっていた 碧渓古鎮は、小さな古鎮。朝9時前に訪れると、商店街はまだ、閉まっていた

ほどよくひなびて、建物の保存状態もいい古鎮は、減る一方です。建物は残っていても、誰も住んでおらず、廃村になっている古鎮も少なくありません。雲南省の大理や麗江のように、商業化され、観光客が大挙して押し寄せる古鎮もありますが、ひなびた感じとにぎやかさが同居する古鎮は、本当に貴重です。2019年3月に私が訪れたのは、雲南省南部にある碧渓古鎮です。碧渓古鎮は、割合にぎやかな商店街がある私が大好きなタイプの古鎮でした。しかも碧渓古鎮は、交通の便が非常にいい。便利な場所にあると、再開発されてしまうところも多いのですが、碧渓古鎮は、例外と言おうか、忘れ去られていたかのようにそのまま残っていました。

茶馬古道の要衝、碧朔

「碧朔」の名前が入った城門。この門を多くの馬を率いた隊商が通っていった 「碧朔」の名前が入った城門。この門を多くの馬を率いた隊商が通っていった

碧渓古鎮は、かつての茶馬古道の重要な宿場町の一つです。茶馬古道とは、雲南省のお茶とチベットの馬を交換するために発展した交易路です。ちなみに世界遺産の麗江や白族の古都、大理も茶馬古道の要衝のひとつ。碧渓古鎮は、雲南省南部の墨江県にあります。県の中心部から碧渓行きのミニバスで約30分。碧渓古鎮へ到着すると、真っ先に目に飛び込んでくるのは、立派な城門です。上部には「碧朔」の文字が見えます。これは碧渓古鎮のかつての名前です。明代の嘉靖12(1533)年頃は、碧渓古鎮は碧朔と呼ばれていました。古鎮が建設されたのは、永楽4(1406)年なので、碧渓古鎮には約600年以上の歴史があると言われています。

八角楼に登ってみよう!

かつて馬幇と呼ばれる隊商が泊る宿らしき建物が残っていた かつて馬幇と呼ばれる隊商が泊る宿らしき建物が残っていた

城門をくぐると、石畳が敷かれた通りを中心とした商店街になっています。石畳の向こうには、八角楼と呼ばれる三層の楼閣が見えます。実は八角楼は、近年修復工事がなされたばかり。楼閣の低層部分がいかにも新しく、風情はありませんが、無料で登ることができます。八角楼から眺める古い木造家屋の商店街は、まさに宿場町。空を見上げると、中層の建物すら一つもなく、商店街の向こうには青空が広がっています。遠くチベットから連れて来た馬や、持ち運びやすいように固めたお茶をかついだ隊商が行き交う姿が見えるような気がしてきました。

碧渓古鎮が奇跡の古鎮である理由

ユ恩暘の生家。管理人がしばしば農貿市場にでかけてしまっていることもある。しばらく待っていると、戻って来る ユ恩暘の生家。管理人がしばしば農貿市場にでかけてしまっていることもある。しばらく待っていると、戻って来る

碧渓古鎮には、民国時代の陸軍中将だったユ恩暘の生家が残っています。日本人には知られていませんが、日本の陸軍士官学校に留学し、雲南省に戻った後は雲南の軍の要職を務めた人物です。四合院造りの生家は、古鎮のなかでは一際大きな民居ですが、比較的新しい家のように見えます。また、周辺の民居には、玄関や窓枠に見事な花や動物の木彫が残っており、こちらも必見です。碧渓古鎮がある墨江県は、昆明から西双版納までの高速道路の中間に近い場所にあります。「碧渓」という降り口でバスを降りれば、碧渓古鎮に到着。ここまで交通の便が良い場所に保存状態が抜群にいい古鎮が残っているのは、まさに奇跡。昆明から西双版納に行く時は、碧渓古鎮で寄り道してみませんか!

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/06/03)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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