列車を乗り継ぐ時によく起きる問題とは?

昆明駅での乗換時間がたった一時間しかないと言うのは、危ない。6月下旬は、雨季真っ只中。大雨が降る可能性だってあります。まさか定刻通りに列車が到着するなんて! 2018年6月下旬、中国西南部の四川省の成都から雲南省の昆明に向かう夜行列車に乗りました。朝7時42分に到着予定。その後、昆明からK9832次列車に乗り継いで雲南省の古都である建水を目指しています。K9832次列車は、11時6分発。本当は、1本前の8時50分発のK6140 次列車に乗りたかった。中国の鉄道は、改札を通る前に厳重なパスポートや荷物チェックがあり、けっこう時間がかかります。ここは安全策をとって、1本遅い列車にしておこうと思ったのが間違いでした。

雲南省の昆明駅。雲南省最大の駅だけあって、巨大。切符売場は、駅の東側 雲南省の昆明駅。雲南省最大の駅だけあって、巨大。切符売場は、駅の東側

駅の切符売場の中にある改簽専用窓口

私が乗った成都発昆明行きの列車は、定刻の朝7時42分に到着。これなら8時50分発のK6140 次列車に乗れるかもしれません。私の向かい側の席にいた大学生が、K6140次列車に乗り継ぐ予定だと知ると、自分が「候車室(ホウチョーシー)」と呼ばれる待合室で11時6分発の列車を待つのが、たまらなく無駄に思えてきました。やはり1本前のK6140次列車に変更しなくては! 鉄道や飛行機の切符を変更することを中国語で「改簽(ガイチェン)」と言います。中国の駅の切符売場には、必ず「改簽」窓口があります。今回、初めての改簽をしてみることにしました。

雲南省西北部の大理駅では、改簽と「退票(払い戻し)」窓口が同じ。別々になっている駅も多い 雲南省西北部の大理駅では、改簽と「退票(払い戻し)」窓口が同じ。別々になっている駅も多い

中国で初めての「改簽」にトライ!

改簽とは、切符の乗車日、列車、席などを変更することを言います。変更する際、同じ区間、同じクラスの座席であれば、窓口で1度だけ改簽ができます。とにかく大慌てで「改簽」窓口に行かねば。駅の切符売場には、必ず改簽窓口があります。11時6分発のK9832次列車の切符を出し、8時50分発のK6140次列車に変更したいと言うと、すんなりオッケーでした。しかも指定席あり! 私が乗った6月下旬は、ちょうど大学が夏休みが始まる頃です。里帰りする学生が多く、変更したい列車の席が売り切れている可能性も大ありです。そんな時は、席がある切符でも改簽すると無座になります。席がない可能性が高い時期に改簽して、席があったのは、本当にラッキーでした。

普通列車以外の高速鉄道も改簽はできる?

「あなたのチケットは改簽したから、(その列車が出発した後で)もう切符のキャンセルはできないわよ」と言われましたが、改簽は成功! 列車を乗り継ぐ際、今までは無駄に長い時間、列車を待ったり、切符を「退票(キャンセル)」専用窓口で払い戻し、新しく買い直したりしていました。こんなに改簽が簡単だなんて、知らなかった。また、高速鉄道も改簽ができます。乗り遅れた場合、次の列車に改簽することも可能。次の列車の座席があいていれば、ちゃんと席も確保されます。改簽はおすすめです。春節や大学の休みが始まる時期など、改簽ができない期間や改簽できない列車もありますが、外国人も切符を変更したい時、もっと積極的に改簽を利用してみませんか! だめもとでできたらもうけものですよ!

城際列車と呼ばれる列車の中には、改簽できない区間もある。切符を持って、改簽窓口で確認しよう 城際列車と呼ばれる列車の中には、改簽できない区間もある。切符を持って、改簽窓口で確認しよう