中国で一番有名な蘭州ラーメンって、朝ごはんなの?

麺生地を引っ張って延ばした作った麺を「拉麺(ラーミェン)」と言います。中国全土にありますが、なんと言っても一番有名なのは「蘭州拉麺(ランチョウラーミェン)」です。蘭州は中国西北部の甘粛省の省都です。蘭州はイスラム教徒の回族が多く、市内のあちこちに玉ねぎ型のドームを持つモスクがあります。初めて蘭州に行ったとき、朝、路上にしゃがみこんで大きなどんぶりの蘭州拉麺を食べる人々の姿を見かけました。人気店は満席で、お店の前にもお客があふれています。蘭州ラーメンは地元の定番朝ごはんでした。「どんぶりラーメンが朝ごはんだなんて、すごいところだ!」と感動でした。

中国で一番有名なラーメンと言えば、蘭州ラーメン! 中国で一番有名なラーメンと言えば、蘭州ラーメン!

蘭州ラーメンで一番大切なものは5つの色!

「蘭州拉麺」は別名「牛肉麺(ニュウロウミェン)」。牛骨や牛肉を長時間煮込んで作ったスープに牛肉の煮込みが少々入っているので牛肉麺です。蘭州人にとって牛肉麺はふるさとの味そのもの。蘭州人なら、誰もが自分の家の近所にお気に入りの牛肉麺のお店があると言われるほどです。さて、牛肉麺にとって重要なのは「一清、二白、三紅、四緑、五黄」だと言われています。清は透き通ったスープ、白は大根、紅は辣油、緑は香菜、黄はかすかに黄味がかった麺のことです。

好みで麺の太さを選べる専門店、あなたの好みはどの太さ?

牛骨の栄養分たっぷりのスープはコクがあるのにもたれません。大根の甘味もかすかに加わります。このスープに粉もの名人の回族が打った手打ち麺を入れると、まさに絶品!牛肉麺専門店に行くと、好みの太さの麺と組み合わせられます。麺は毛細、三細、二細、一細、韮葉、大寛など6種類ほどです。一番人気は二細です。日本のラーメンよりやや太いのが二細です。毛細はそうめんのような極細麺。韮葉はニラの太さぐらいの平たい麺、大寛は幅2センチほどの平たい麺です。牛肉麺に対してうんちくがある蘭州人の好みはさまざまですが、私は二細が一番好きです。

蘭州っ子に教えてもらったおいしいお店の見分け方

蘭州は牛肉麺の本場だけあって、どこに入っていいのかわからないほど牛肉麺のお店があります。おすすめは張掖路大衆巷の「馬子禄牛肉麺館」です。朝やお昼前に行こうものなら常に満席の老舗麺館です。蘭州っ子においしい牛肉麺のお店の見分け方を教えてもらいました。夜遅い時間まで営業しているお店もありますが、本当においしいお店は、午後2時頃にはその日の分を売り切って営業を終了する店だそうです。馬子禄牛肉麺館も午後2時半には閉店です。蘭州に行ったら、馬子禄牛肉麺館で本場のラーメンを食べてみましょう!