チベット族が住んでいる四川省北部と西部の旅は、移動が大変!

私は、2001年9月から2002年7月頃まで中国西南部の四川省成都に留学していました。四川省は、三国志の舞台でもあり、チベット族の文化も楽しめ、九寨溝のような大自然も見られる、本当におもしろいところです。でも、留学時代の私は、わかっていなかった。授業が休みになると、西部のカンゼや北部のアバなどのチベット族が住んでいるところばかりに行ってました。標高3000メートルを越えるところにあるラマ教寺院や吸い込まれそうな青空の下で見る高原の景色は、最高でした。当時、カンゼは、朝、成都を出発しても康定で1泊し、翌日の夕方に到着するようなところでした。北部と西部は、今では道路事情もよくなりましたが、移動は、やはり1日仕事です。

カンゼチベット族自治州のカンゼ。チベット仏教ゲルク派の5大寺院の一つ、カンゼ寺は必見! カンゼチベット族自治州のカンゼ。チベット仏教ゲルク派の5大寺院の一つ、カンゼ寺は必見!

最長片道3時間あればオッケー! 成都周辺の観光地

留学時代は、北部と西部のチベット族自治州にはまっていた私ですが、2016年頃から南部の楽山市周辺に通っています。世界遺産の「楽山大仏」があることで知られる楽山市は、成都から高速バスに乗れば、約2時間で到着です。高速道路が発展しているので、成都周辺は、都市間の移動が本当に便利! 中国4大古城の一つと言われるラン(門構えの中に良)中、蜀の砦に近い広元、恐竜博物館がある自貢などは、どこも成都から片道約3時間です。成都からの日帰り観光地として人気が高い楽山市は、人口約352万の小さな地方都市です。そのせいか周辺には、ちょっと通な観光地が集まっています。

楽山大仏は、GWや春節などの旅行シーズンでなくても、常にすごい人! 平日でも大仏の横にある階段に入るのに約2時間必要 楽山大仏は、GWや春節などの旅行シーズンでなくても、常にすごい人! 平日でも大仏の横にある階段に入るのに約2時間必要

楽山から行く、ちょっと通な日帰り観光地

羅城古鎮は、楽山市からバスで約2時間です。山の上にある古鎮ですが、どういうわけか船の形をしている珍しい古鎮です。古鎮の中にある木造家屋のほとんどが、昔ながらの茶館になっています。成都市内では、見られなくなった茶館が残っているので、羅城は、中国では伝統茶館のロケ地として知られているそうですよ。羅城古鎮があるのは、楽山市に属するチェン(牛へんに建)為県です。チェン為県と言えば、羅城古鎮よりも人気の観光地があります。県の中心部から約15キロ離れた三井にある嘉陽小火車です。今も蒸気機関車が走っているのは、中国広しと言えどもここだけ。ベストシーズンの菜の花の季節は、中国全土から観光客が訪れる人気スポットになっています。

すっかり人気の観光地になった嘉陽小火車! 2月下旬からの菜の花の季節は、蒸気機関車のチケットを手に入れるのは至難の業 すっかり人気の観光地になった嘉陽小火車! 2月下旬からの菜の花の季節は、蒸気機関車のチケットを手に入れるのは至難の業

便利さがいいね! 四川省中部と南部のバスの旅!

楽山市からバスで約40分のところには、西バ(土へんに覇)古鎮もあります。楽山市の名物のひとつの西バ豆腐の発祥の地で、運送業で栄えた古鎮です。楽山市の周辺って、中国リピーターにぴったりの観光地が集まっています。しかも、どの観光地に行くにも、バスの本数が本当に多いんです。30分から1時間に1本程度あります。これぐらい本数が多いと日帰り旅行も楽勝! 楽山に戻る最終バスの時間さえチェックしておけば、オッケー! 四川省中部、南部は、日帰り観光地の宝庫です。本当にいいね! 私も楽山周辺の旅に目覚めました。

楽山周辺の観光地のバスターミナルは、本当に小さい。しかし楽山行きのバスの本数は、とにかく多いのであなどれない 楽山周辺の観光地のバスターミナルは、本当に小さい。しかし楽山行きのバスの本数は、とにかく多いのであなどれない