ビザの延長手続きをしている間、長期滞在してもあきない町

中国ビザの延長手続きって考えるだけで頭が痛くなります。本当に手続きが面倒臭い。今回は、中国西南部に位置する四川省の成都でビザを延長することにしました。成都は、麻婆豆腐など四川料理の本場です。辛いもの好きなら何を食べてもおいしく、周辺にも古鎮やパンダ基地など見どころが多い都市です。ここならビザの延長手続きをしている間、ちょっと長めに滞在してもあきません。泊まっているゲストハウスのフロントに「ビザの延長をするから今から公安局に行きたいんだけど、地下鉄で行けるかしら?」と質問すると意外な答えが返ってきました。

同じ四川省なのにビザの延長が簡単な町

「成都で手続きをすると、申請者が多いから1週間かかるわよ。楽山なら1日でできるから楽山に行ったら」。楽山は、成都の南部、バスで約2時間のところにある町です。世界遺産の「楽山大仏」は、成都からの日帰り観光地としても人気があります。中国でビザの延長するには、公安局の出入国管理処に行かなくてはいけません。延長手続きをすると、パスポートを提出する必要があります。おかげで銀行での両替や汽車の切符を買うなどができません。成都で1週間も足止めを食うことを思えば、たった1日でできるのはとっても魅力的。午前中に申請できたら、もしかしたら当日の午後にビザをもらえるかもしれません。遅くても翌日にはビザがもらえます。即、楽山行きを決定しました。

楽山大仏は、市内中心部にも近いので手続きの合間に余裕で観光オッケー! 楽山大仏は、市内中心部にも近いので手続きの合間に余裕で観光オッケー!

ビザの延長手続きがとっても面倒くさい理由

中国でのビザの延長手続きの何が面倒くさいって、延長する都市によって必要書類や審査の内容も手続きにかかる日数も全く違うことです。建前上は、延長1日につき100ドルの所持金があることを証明する必要があります。例えば、陝西省西安の場合、日本円、中国元などの所持金を全部を持って行き、キャッシュカードもなども見せる必要があったことがあります。しかし、翌年には全くチェックせず、持っているクレジットカードで最大1日いくらキャッシングできるかを聞かれただけでした。そうかと思えば、甘粛省蘭州のように所持金をチェックしないところもあり、全く予測不可能なのです。

楽山での手続きは、最初から終わりまで初めての連続!

楽山での手続きはいったいどんな感じなのかしら? とりあえずどこで申請しても必ず必要な写真と肝心のパスポートだけを持って行きました。申請書類に写真を貼って、パスポートの自分の写真と今回の入国スタンプが押されたページのコピーを提出するだけで、あっけなく終了!今後の旅行の日程は書かされましたが、これもだいたいでオッケー。しかもパスポートの提出する必要はなし! こんな延長手続きは初めてです。翌日の午後4時にパスポートを持って、もう一度ここに来るだけでいいそうです。翌日、午後3時に行くと、パスポートにビザのシールを貼ってくれました。めでたくビザをゲット! 四川省周辺でビザの延長を考えている皆さん、楽山で手続きをするのが一番楽ですよ! ただ、中国のビザ事情は頻繁に変わります。これは2016年11月時点での話で、楽山もいつまで簡単にもらえるかは、謎です。

楽山の公安局出入国管理処は、楽山市人民政府服務中心の中にあります 楽山の公安局出入国管理処は、楽山市人民政府服務中心の中にあります