世界遺産の町、中国雲南省の麗江とは?

世界遺産の町、中国の雲南省にある麗江は、標高2500メートルの緩やかな斜面にできた町です。街中には水路がめぐり、近くの山からひいた水が流れています。道は石畳がびっしりと敷き詰められ、瓦屋根の家屋が密集しています。多くが三合院という中庭に3つの建物が向き合う造りになっているので、門を入れば狭苦しさは感じません。しっとりとしたいい町ですが、最近は観光客が多く、午前10時頃になると、夕方まで町は大混雑しています。それでも町が清潔に保たれているのは、水で洗い流すからかもしれません。天気がよければ、雪をいただく5596メートルの玉龍雪山が拝めます。一度は訪れてみたい町ですね。

麗江の町 麗江の町

見たところ、おしゃれな麻婆ナス

観光地ですので、レストランはたくさんあります。運河沿いのテラスレストランに入った時のこと、僕と妻は、ライスに麻婆ナス、野菜炒めを注文しました。値段はやや高めです。麻婆ナスが運ばれてきました。大ぶりなナスを開きの状態で素揚げにし、真ん中にトロリとした挽肉炒めが載っています。なかなかおしゃれな麻婆ナスです。写真まで撮ったほどです。そして箸でナスを小さく割き、挽肉炒めを絡めて一口……? 口いっぱいに異様な臭いが広がってきました。まずい! まず過ぎる! なんじゃ、これは? 腐っているのではないか? いや間違いなく腐っている! 僕はその場で皿に麻婆ナスを吐き出しました。まずいものは腐っている可能性が高いから吐き出したほうがいい。私の個人的な考えですが、何年か前のカンボジアで、三日間寝込んで体で覚えた教訓でした。

一見、おいしそうな麻婆ナス 一見、おいしそうな麻婆ナス

カンボジアで得られた教訓

その時はエビ炒めかけご飯を食べたのでした。臭いなあと思いつつ食べたら、熱が出て、下痢と嘔吐に見舞われたのです。その時、僕は確信したのです。自分の味覚を信じるべきだと。まずいものは腐っている可能性があるのだと。タイにいた頃に注意したのは、夕方のぶっかけ飯です。昼作った料理が炎天下では、夕方にはヤバくなります。あと、小イカの炭焼き。あれもイカが腐っている場合がありました。あと、インド人の友人曰く、夕方の露店の揚げモノもイケない。揚げる油そのものが腐っていることがあるというのです。彼はある日の夕方に、どうしても揚げ物を食べたくなって、食べてジンマシンになり、高熱を出しながら、常識を破った自分を後悔していました。

腐った食材に対抗する方法とは?

麗江では、僕はすぐさま厨房に走り込み、食材をチェックしました。すると挽肉からはやはり腐臭が。もちろんタダにしてもらい、それからは、ヤバそうなレストランでは、食材チェックの後で、注文するようにしています。この技は、同宿だった中国人旅行者に教わったことです。健康を守るためには、知恵が必要なのですね。もちろん、それでも絶対に安全とは言えませんので、不安なときは無理に食べないこと!みなさんも気をつけてください。