夜市でおすすめなのは世界遺産のあの町

アジアの旅と言えば、反射的に屋台や夜市を思い浮かべませんか? 地元の人も訪れる屋台や夜市で見つけた、おいしいものを食べてみるのも旅の楽しみのひとつです。中国は屋台や夜市の本場と思われがちですが、台湾の夜市のような地元密着型の大規模夜市はほとんどありません。屋台も2000年代初めに比べてだいぶ少なくなりました。それでも、まだ、あるところにはあります。それがあの世界文化遺産の「龍門石窟」がある古都、洛陽にありました。

おすすめ! 古都・洛陽の美味しい夜市! おすすめ! 古都・洛陽の美味しい夜市!

誰もが持っている洛陽のイメージ

河南省は古代から中原と呼ばれ、中国文明発祥の地です。洛陽は東周、後漢、三国の魏などが都と定めたので、「九朝の古都」と呼ばれています。洛陽観光の目玉はなんといっても、「龍門石窟」と「白馬寺」です。白馬寺は中国に仏教が伝わって、初めて建てられたお寺です。他には三国時代の蜀の武将、関羽の首が祀られている「関林廟」などがあります。洛陽と言えば、歴史の町なので、夜市なんてすっかり抜け落ちてます。しかし洛陽の夜市は、すごくおもしろいんです。それに古都ってどの国にしろ、長年培われた食の歴史があり、おいしいものの宝庫です。

古都洛陽のどこに夜市があるの?

洛陽の夜市は市内西部の「老集(ラオジー)」と呼ばれる地区にあります。老集は昔ながらの街並みが残っているところです。洛陽駅前からなら5路のバスに乗り、西関で降ります。ここから徒歩数分のところに「麗景門」呼ばれる城壁があります。ここが老集の西の入り口です。中に入ると、書道用品店、食堂、レストラン、お菓子屋などが風情ある町並に溶け込んでいます。夜市がたつのは東大街と西大街、北大街と南大街の交じりあうところです。夕方になると赤い提灯がともり、夜市のはじまりです。

夜市で人気の料理の中には、あの名物料理も!

人気があるのは激辛オデンの「串串香(チュアンチュアンシャン)」、酸っぱくて辛い春雨の「酸辛粉(スワンラーフェン)」、発酵したドロリと酸っぱい汁で食べる麺「浆麺条(ジャンミェンティアオ」などなど。洛陽名物の水席料理の屋台もあります。水席料理は全部スープ料理というフルコースです。屋台では代表的な「洛陽肉片(ルオヤンロウピェン)」と呼ばれる片栗粉をまぶした肉ときのこ、きくらげが入ったとろっとしたスープを食べられます。昼間は古都洛陽の遺跡や史跡巡り、夜は老集の夜市でキメてみませんか!