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知っておくと便利な中国食事情! パン好きなら「餅」を食べてみるのは、いかが?


掲載日:2020/09/18 テーマ:グルメ 行き先: 中国 / 洛陽

タグ: おいしい 安い 屋台 朝食 名物


餅よりパン好きが多い中国人

西南部の雲南省大理で売られている喜州名物の「喜州餅」。黒砂糖入りやネギ入りがある。表面はカリッ、中はふんわりした食感 西南部の雲南省大理で売られている喜州名物の「喜州餅」。黒砂糖入りやネギ入りがある。表面はカリッ、中はふんわりした食感

中国の大都市に行くたびに新しいパン屋さんが目につきます。2000年頃から増えてきたように思いますが、2010年以降はさらに勢いをまして増えてきました。中国の人々は麺や餃子も含め、粉物好きなので、全く不思議なことではないのですが、中国の人々はパンもよく食べます。中国には伝統的な「餅(ビン)」と呼ばれる小麦粉で作ったパンにあたるものがあります。地方ごとに特色があり、どの地方のも美味しい。しかも餅の値段はパンの数分の1! パンを爆買いしている中国人を見ると「伝統的な餅を食べたらいいのに!」と言いたくなります。餅には、チーズのトッピングやあんこやカスタードクリーム入りなどはありませんが、サクサク、ふんわり、しっとりなどいろんな食感のものがそろっています。

中国各地で食べられる餅、火焼などのパン類

西北部の青海省や甘粛省でよく見かける餅(上下段の薄いタイプ)やモウ(下段の両端)を入れたショーケース。下町の路上でよく見かける 西北部の青海省や甘粛省でよく見かける餅(上下段の薄いタイプ)やモウ(下段の両端)を入れたショーケース。下町の路上でよく見かける

「餅(ビン)」とは、小麦粉生地を平たく伸ばして焼いたものの総称です。平たい生地なら、揚げたものも餅と呼びます。北京や河北省一帯に広まっている「火焼(フオシャオ)」もパンの一種ですが、こちらはこんもり丸めたものの印象があります。中国内陸部の陝西省西安より西は、餅や麺などの粉物を主食とする地区です。それだけに沿岸部と比べると餅の種類が豊富。牛肉や豚肉を生地に混ぜ込んで焼いたものもあります。中国の一番西の新疆ウイグル自治区に住むウイグル族の主食は、「ナン」と呼ばれる素焼きのパンです。ベーグルに似たものやピザの台に似たものなど、種類が豊富です。青海省に行くと、「モウ(食へんに莫)」と呼ぶ大きなパンがあります。「モウ」は、もともとは饅頭(マントウ)に似た蒸しパンですが、青海省では焼いたものもモウと呼びます。

伝統的な餅類は、いったいどこで買う?

北京の焼餅。後ろに見える間口1メートルもない小さなお店で売っている。夏より冬のほうが行列が長い 北京の焼餅。後ろに見える間口1メートルもない小さなお店で売っている。夏より冬のほうが行列が長い

伝統的な餅、火焼、モウはどこで買えるかと言うと、地元の専門店で売られています。専門店と言っても本当に小さなお店が多く、夫婦ふたりで切り盛りしているようなところです。北京には「焼餅(シャオビン)」と呼ばれるゴマパンがあります。私が気にいっているのは、間口1軒しかないお店です。伝統的な餅類のお店は小さい、古い、目立たないの三拍子そろったところがほとんどですが、夕方になると行列ができているところも多く、地元の人に愛されている感じが伝わってきます。こんなお店で買うと、美味しいのは当たり前だと思いませんか? 餅類はその地方の主食でもあるので、大きなスーパーでも買うことができます。でも、やはりスーパーよりも小さな専門店で買うのがおすすめです。

粉物を主食とする地区ならではの風景とは?

山東省青島で見つけた「火焼」。こんなビスケットのような火焼は初めて。餅や火焼はとにかく種類が豊富。名前は同じでも地方によって形が異なる 山東省青島で見つけた「火焼」。こんなビスケットのような火焼は初めて。餅や火焼はとにかく種類が豊富。名前は同じでも地方によって形が異なる

北京、洛陽、西安などの粉物を主食とする都市では、夕方になると餅や火焼でいっぱいのビニール袋をぶら下げて歩く人を見かけます。最近の中国は、核家族化が進んでいるはずなのに、びっくりするほどの量です。餅類でいっぱいのビニール袋を持ち、家路を急ぐ人はまさに粉物を主食とする地方ならではの風景。この風景を見ると、中国の粉物地区を旅している気分に満たされます。旅行者は星付きホテルに泊まると、朝ごはんビュッフェがついていて、なかなか地元名物の餅類を食べる機会がないかもしれません。ビジネスホテルやゲストハウスに泊まると、朝ごはんがついていないところがほとんどです。観光の途中で餅や火焼を売る小さなお店を見つけたら、買ってみませんか! パン好きなら、中国の伝統的な粉物もきっと好きになりますよ!

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/09/18)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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