春休みに上海旅行をおすすめしない理由

日本と関係が深い中国の東北地方にも行ってみたいけれど、2月や3月は、まだ、気温が零下の日もあります。上海は、わざわざ春休みを利用して行くところじゃない気がします。大阪からなら飛行機でたった2時間ですから。便数も多く、春休みに上海や上海近郊に行くのは、もったいない。それなら、時間がかかるので、普段はなかなか行けない四川省もおすすめです。パンダ基地にパンダを見に行くのもいいかもしれません。でも、この時期の四川は、寒い日もけっこうあります。それなら雲南省はどうですか?

2、3月しか見られない羅平の菜の花畑。日本人中高年にも人気スポット 2、3月しか見られない羅平の菜の花畑。日本人中高年にも人気スポット

雲南省北部の大理や麗江はどう?

中国で最も西南部にある雲南省は、世界遺産に登録された麗江の古い街並や元陽の棚田など、雰囲気が異なる見どころが集まっています。麗江は、雲南省北部にある標高2400メートルもある町です。麗江から南に200キロのところにある、少数民族の白族の古都、大理とあわせて観光する旅行者がほとんどです。しかし、春休みシーズンの麗江と大理は、標高が高いせいか、かなり寒いです。イチオシは、雲南省南部にある元陽や建水、東部にある羅平です。

雲南省南部をおすすめする理由とは?

元陽と建水がある紅河ハニ族イ族自治州は、ベトナムと国境を接しています。1月、2月でも平均気温が12度もあります。2月や3月のお天気の良い日は、薄手の綿シャツ1枚で充分です。天まで届くと言われる世界遺産の元陽の棚田は、田んぼに水が入っていない時期もありますが、一番美しく見えるのは、水が入った時期です。2、3月は田んぼに水が入っている、ベストシーズンです。棚田は少数民族のハニ族が作ったものですから、少数民族の世界も楽しめますよ。また、建水は、元陽に近い漢民族の町です。元代以降、雲南省を統括する官庁があったことから、今も清代の楼閣や橋などが残っています。

2〜3月の雲南旅行で、最近、流行っているコースとは?

最近、人気急上昇なのは、雲南省東部の羅平です。春の羅平は、どこまでも真っ黄色の大地が広がる菜の花畑で有名です。中国国内の写真愛好家はもちろん、香港や台湾からも旅行者が訪れます。菜の花畑は、2か所あります。夕日が美しい牛街螺絲田と朝日が美しい金鶏峰です。元陽の棚田とあわせて回るツアーも出てきました。雲南省は、夏休みシーズンは雨が多い時期です。水が入った元陽の棚田と羅平の菜の花畑の両方の一番いい時期をはしごできるのは、春休みだけです。春休みの旅行は、雲南省南部に行ってみませんか!