青島で見つけた「排骨米飯」って、どんな料理?

2013年の12月初めて山東省の青島に行ってきました。青島は青島ビールで有名な港町です。ドイツの租借地でもあったので、教会やヨーロッパ風の建てものがあるエキゾチックな街並みです。わずか1泊しかできませんが、とりあえず「青島の名物料理を食べよう!」と夜の町にでました。私のお宿は旧市街の中山路沿いです。下町のど真ん中らしく、素朴な食堂があちこちにあります。「排骨米飯」の看板があがった食堂がいくつもあることに気づきました。たぶん、これが青島名物なんでしょう。今晩のごはんは「排骨米飯」に決まりです。

作り方は超簡単!おいしい青島名物「排骨米飯」! 作り方は超簡単!おいしい青島名物「排骨米飯」!

肉と言えば豚肉を指す中国で「排骨」と言えば、何肉?

中国では単に肉と言えば、豚肉をさします。「大肉」も豚肉のことです。メニューに「大肉餃子」とあれば、豚肉の餃子です。では「排骨」は?これは骨付き肉のことですが、単に「排骨」ならやはり、豚の骨付き肉のことです。よく麺のお店でみかける「排骨麺」は骨付き豚肉のっけ麺のことです。「排骨米飯」ってどんな料理なんだろう?「排骨米飯」の看板があがっている食堂に入りました。「排骨米飯」があるのは小さな食堂ばかりなので、安くて素朴な料理に違いありません。

はじめての「排骨米飯」を食べてみました!

テーブル席がわずか6つという食堂に入ると、料理は「排骨米飯」だけでした。入っている肉の数で値段が決まるようです。排骨3本で18元(約324円)です。2本なら12元(約216円)。3本にしました。出てきたのは骨付き豚肉とクタクタになるまで煮込んだ白菜のスープとホカホカごはんでした。スープからは八角の甘い香りがします。白菜の甘味と骨からはずれるほど柔らかく煮込んだ豚肉。骨のうまみたっぷりのスープにはさとうと塩の両方が入っていて、深い味わいです。中華料理というよりは農家の家庭料理っぽいのですが、感動のおいしさでした。

超がつくほど簡単「排骨米飯」の作り方

「排骨米飯」の歴史はわずか100年ほどです。なぜ、これが青島名物になったのかは謎ですが、作り方はとにかく簡単なので作ってみました。豚のスペアリブにしょうが、八角を入れて圧力鍋(あれば。土鍋でもオッケー)でスープをとる。そこにお酒、砂糖、塩、しょうゆを入れて味を調える。ここに白菜をいれてクタクタになるまで煮込みます。これで出来上がりです。ポイントは白菜の内側の黄色い葉を使うことです。内側の甘い葉のほうが八角の香りがするスープにあいます。塩を控えめに入れ、塩分を補うためにしょうゆを少し多い目に入れることも忘れずに。食べるときに黒コショウをふって、さあ、いただきます!