中国では青海省は普通の人は行かない田舎なの?

青海省は中国の西の端から2番目、チベット自治区の北側にある大きな省です。ほとんどが草原や湿地帯で、土地が広い割には人口は多くありません。チベット好きの旅行者にとって、青海省はチベットに次に行ってみたい憧れの地です。チベットや自然を楽しむ旅行に興味がない中国人からすれば、青海省なんて、一生行くこともない奥地です。青海省って、多くの中国人からド田舎と思われているところなのです。でも、そんな青海省だから、一度見ると忘れられない大自然が残っています。

長距離バスを使って、ひとりでぷらっと行く青海湖! 長距離バスを使って、ひとりでぷらっと行く青海湖!

観光シーズンならツアーに参加してみるのはいかが?

青海省の観光と言えば、とにかく青海湖です。中国最大の塩湖で、周囲約360キロ、面積約4500平方メートルもあり、琵琶湖の約6倍の大きさです。青海湖はモンゴル語やチベット語で「青い湖」と呼ばれ、その意味が中国語の名前になっています。観光シーズンは4〜10月です。シーズン中なら省都の西寧市内の多くのホテルで青海湖1日ツアーが出ています。また、4月中旬から6月中旬にかけては、鳥島1日ツアーもあります。鳥島は青海湖の最も西側にある小さな島ですが、春から初夏にかけて10万羽の野鳥が集まるので有名なところです。西寧から遠い鳥島に行かなくても、青海湖は個人で行くと、日帰りが難しいところです。ホテルや旅行社のツアーに参加するのが一番楽ですが、ひとりでぷらっと行ってみませんか?

青海省の大自然の美しさにはまりました!

青海湖のすばらしさは、何と言っても、青海湖畔の景色です。ひとりならこの景色も自分のペースで思う存分楽しめます。青海湖の初夏の景色はどこまでも続く真っ黄色の菜の花畑です。秋になると、標高が3300メートルを越えているところでは雪が降ります。真っ白な雪の草原にたたずむ黒いヤクの姿も感動的です。雪が降っていない晴れた日は、標高が高いところ特有の深い青色の空が広がっています。そこに浮かぶ白い雲はびっくりするほど低い位置に見えます。青空と白い雲のコントラストが美しく、この景色を見るためだけに青海湖にやってきたと言ってもいいほどです。

ひとりで行く青海湖のおすすめスポット

ひとりで長距離バスを使って行く場合のおすすめスポットは黒馬河です。小さな宿場町ですが、ここから青海湖までは歩いて40分ほどです。湖にたどり着くまでに、大地に穴をほって暮らすネズミの姿も見られるかもしれませんよ。穴から慌てて走り出てきたり、ポコポコ顔を出す姿がとってもかわいいのです。それだけでなく、黒馬河は最近では日の出のスポットとして注目をあびています。小さな旅館もありますが、チベット族の観光用のパオに泊まることもできます。西寧のバスターミナルからゴルムドや都蘭方面に行くバスに乗って、黒馬河で途中下車してみませんか?青海湖の景色をひとり占めできるかもしれませんよ!