重そうなトルコ石やサンゴの髪飾りをつけた人々

感動的に細かい三つ編みの髪に編み込んだトルコ石やサンゴの飾りがおしゃれ! でも、とっても重そう。こんな髪型では重くないわけがありません。まだ、寒い時期に春の服を着るように、おしゃれって何かと耐えることだと思います。頭痛がしそうなほど重いトルコ石やサンゴの飾りをつけている女性たちを尊敬のまなざしで見てしまいます。中国でトルコ石やサンゴを髪に飾る人たちと言えば、主に少数民族のチベット族です。チベット族は、中国西部のチベット自治区だけでなく、青海省、甘粛省、西南部の四川省や雲南省にも住んでいます。

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青海省に住んでいるチベット族

チベット族は、住んでいる地方によって、特に女性は髪型や民族衣装が異なります。中国の西から二番目、チベット自治区の北側に位置する青海省は、チベット族が多く住んでいる地方です。この地方のことを中国語では「安多(アンドゥオー)」、チベット語では「アムド」と言います。アムドは、チベットらしいと言おうか、標高が高く、人口が少ないところです。中国で一番大きな塩湖である青海湖周辺は、ほとんどが草原です。湖と草原を楽しめる青海湖は、中国では夏の旅行の人気スポットです。この草原にチベット族が住んでいるパオや民家があります。このあたりのチベット族の女性の民族衣装が、とにかくすごいんです。

アムドのチベット族の民族衣装とは?

女性が着ている着物のような丈の長い上着のところどころに軟らかそうな毛皮が縫い付けてあります。袖口や裾に毛皮がついている女性もいます。首には何重にもなったサンゴのネックレス。紫外線が強いので必需品の帽子の両端には、ほとんどの女性が造花の飾りをつけています。本当におしゃれに余念がありません。とにかくアムドのチベット族の女性は、ゴージャスで一見の価値ありです。このゴージャスさは、カムやラサと呼ばれる他の地方の女性の衣装と比べても、突出しています。本当にお金持ちそうです。

どうしてアムドのチベット族の収入源とは?

アムドのチベット族は、「お金持ちそう」じゃなくて、本当のお金持ちだと言われています。収入源は、ヤクの放牧によるものもありますが、もっと高収入なものがあります。青海湖周辺では、冬は虫なのに夏になると草になるという「冬虫夏草」と呼ばれる漢方薬がとれるのです。市場価格が500グラムが9〜15万元(148万〜247万5000円)と言われている超高級漢方薬です。自分の草原で冬虫夏草が採れる人は、本当のお金持ちです。一番いい場所は、自分用で、それ以外の場所を高額で貸し出している人もいます。その財力の現れがアムドの女性のゴージャスな民族衣装とアクセサリーです。いやあ、眼福、眼福! チベット族の民族衣装に興味がある人は、青海湖に行ってみませんか!