青海湖の菜の花の季節は、日本の夏!

高原に広がる菜の花の海! 1993年、中国西部にある青海湖に行く途中、生まれて初めてどこまでも広がる菜の花畑を見ました。青海湖は、青海省の名前にもなっている湖です。今の中国では、菜の花の季節になると、雲南省東部の羅中を初め、菜の花のスポットに観光客が押し寄せます。90年代は、菜の花を見に行くツアーなんてものはなく、私はたまたま菜の花のシーズンと重なったので、見ることができました。青海湖の観光シーズンは、4月から10月前半頃までです。菜の花のシーズンは、7月から8月いっぱいぐらい。私が訪れた7月中旬でもかなり満開でしたが、夏が菜の花の季節というのは、なんだか変な感じです。

青海湖の湖畔に広がる菜の花畑を撮りに7月以降は、多くの写真愛好家が訪れます 青海湖の湖畔に広がる菜の花畑を撮りに7月以降は、多くの写真愛好家が訪れます

青海湖の菜の花観光のスポットはどこ?

青海湖は、中国最大の塩水湖で周囲は、約360キロです。湖の面積は、4500平方キロメートルもあり、琵琶湖の約6倍です。標高3195メートルもある高地なので、夏でも最高気温は20度前後、朝晩は、3〜6度しかありません。中国南部の雲南省は暖かく、2月下旬から菜の花のシーズンが始まりますが、寒冷地の青海湖では、4カ月以上も遅い7月からが菜の花のシーズンなのです。西寧から青海湖の二郎剣風景区までは、長距離バスで約2時間30分です。途中にある湟源を過ぎた頃から、菜の花畑が見られますが、一番の見どころは日月山の東側です。標高3500メートルの日月山の峠の東側にある段々畑が菜の花畑になっています。

日月山東側に広がっている菜の花畑。お天気が悪いと、7月でも真冬のような寒さになるので、フリースなどは必需品! 日月山東側に広がっている菜の花畑。お天気が悪いと、7月でも真冬のような寒さになるので、フリースなどは必需品!

菜の花と渡り鳥を見に青海湖に行こう!

青海湖観光と言えば、もう一つの見どころは、鳥島です。菜の花観光が有名になってしまいましたが、もともと青海湖と言えば、鳥島のほうが観光のメインでした。湖の西岸に近い場所にあり、その名の通り、鳥でいっぱいの小さな島です。毎年5月をすぎると、渡り鳥が各地からやってきます。6月、7月は、小さな島が鳥でいっぱいになるほどです。7月下旬になると鳥が減り始め、8月半ばになると、すっかりいなくなります。青海湖観光のベストシーズンにあたる7〜8月になると、省都の西寧では、旅行社やホテルで日月山1日ツアーや青海湖1日ツアーの募集をしています。どちらも毎日、出発しているので外国人旅行者でも気軽に現地で申し込めますよ。

泊りがけで青海湖に行くなら、どこに泊まるのがおすすめ?

8月も中旬を過ぎると、菜の花のシーズンも終わりが近づいてきますが、青海湖観光には、問題なしです。高地の自然を見るだけでも、楽しめるところです。青海湖に近い道路を走っていると、空と大地の距離が本当に近いんです。標高が高いので、時には、青空にぽっかり浮かぶ白い雲にも手が届きそうな感じがしてきます。青海湖1日ツアーに参加した場合は、二郎剣風景区で実際に青海湖の湖畔に行くことができます。真っ青な湖と対岸の景色が見えない広さに感動! 個人で泊りがけで行くなら、黒馬河に宿泊するのがおすすめです。二郎剣風景区にも多くの宿泊施設がありますが。宿場町の黒馬河のほうが素朴な雰囲気です。2017年の夏は、青海湖で涼しい高原の夏を体験してみませんか?

枯れた草原の向こうにわずかに見えるのが青海湖。黒馬河から湖畔までは、徒歩約40分。黒馬河付近に住んでいるのは、ほとんどがチベット族です 枯れた草原の向こうにわずかに見えるのが青海湖。黒馬河から湖畔までは、徒歩約40分。黒馬河付近に住んでいるのは、ほとんどがチベット族です