羅平の菜の花畑へ行くツアーは人気

「春の風物詩、一面に咲き乱れる菜の花を見に行く」前編からの続きです。日本からツアーも出ている、菜の花の有名観光地は雲南省の省都・昆明から高速バスで3、4時間にある羅平です。石灰岩の岩山が黄色い大海に浮かぶ船のように見える様は、まさに絶景です。鑑賞スポットは2箇所あり、金鶏峰は朝日を見ながら花畑とカルストの山々を、牛街は平地ではなく立体的に渦巻き状になっている花畑で、こちらは夕方が写真を撮るのにいい時間帯です。菜の花の見頃は2月中旬から3月上旬ですが、年によって1〜2週ほど満開の時期がずれることがあります。この羅平の菜の花畑については、他のたびナレ記事に詳しく掲載されているので、そちらもお読みください。ツアーでは、たいてい近くの「元陽の棚田」と組み合わせての観光になっています。

7月に菜の花が咲きほこる青海湖

さて、菜の花は場所が異なると、見られる季節も変わってきます。私は同じ中国でも、7月に咲く菜の畑を見たことがあります。それはどこかというと、中国でもずっと西にある青海省の青海湖周辺です。この青海湖は海抜3205メートルという高地にあるため、春が訪れるのは6〜7月。そして春が来たかと思うと、短い夏が一瞬にして過ぎ、あっという間に冬の気配が近づくのです。青い湖と黄色の花のコントラストが楽しめるのは、この季節ならでは。このシーズンに合わせたツアーも日本から出ることがあるので、探してみるといいでしょう。ツアーでは、鉄道世界最高地点を通るチベット鉄道に乗り、ラサまで行く行程との組み合わせが一般的です。

満開は過ぎてしまい花は少なくなってしまったが、8月の青海湖畔の菜の花畑 満開は過ぎてしまい花は少なくなってしまったが、8月の青海湖畔の菜の花畑

その他の国々でも菜の花は見られる?

いかがでしたか? 今回は中国の菜の花スポットを紹介しました。中国以外では、韓国の済州島が3月下旬から4月下旬までが菜の花の見頃となります。ヨーロッパではドイツやフランスが菜種の生産が盛んで、満開になるのは4月下旬から5月上旬のようです。もちろん日本でも菜の花畑は見られますが、海外で見てみるのもまた楽しいかと思います。もし、春先に海外へ行く計画があったら、菜の花鑑賞もプランに入れてみてはどうですか?