上海グルメガイド
上海のグルメ・伝統料理
中国各地の郷土料理から世界の各国料理まで食事ができるグルメシティだが、せっかくなのでここでは上海料理を食べてみたい。「上海料理」と呼ばれるものは、周辺の蘇州や杭州、揚州、寧波などの江南料理に、租界時代の西洋料理の手法を取り入れて、上海で完成したものだ。海や川に近いこともあり、魚介類を多用する料理が多く、味付けは甘めなのが特徴。代表的な料理や食品には、長江産が有名な上海ガニ、八宝鴨、豚の角煮、上海焼きそば、蟹粉炒肉、小籠包などがある。上海ガニは秋がシーズンだ。(2015年編集部調べ)
上海のレストラン・屋台
中国各地から人が集まる都市なので、上海料理(を含む江南料理)以外にも、広東料理、四川料理など全国各地の郷土料理の有名店がある。また日本料理や西洋料理をはじめとする各国料理店のレベルも高い。各料理の専門店だけでなく、レストランが何十軒も並ぶ「美食街」やデパートのフードコートは、特に店を決めないで行くにはいい。そして上海ならではというのが、クラシックな西洋建築を利用した「洋館レストラン」だ。ほとんどが前日までに予約が必要だが、リッチに過ごしたい人におすすめだ。
上海の水・お酒
生水は飲まずに、ペットボトル入りのミネラルウォーターを買って飲むようにしよう。レストランや食堂で出される水は湯冷ましだが、硬水がお腹に合わずに下痢をすることもあるので、ペットボトル入りの水を買った方が無難。氷にも注意しよう。お酒はビールがポピュラーで、青島、燕京、北京が中国の3大ブランドだが、ほかにもさまざまなローカルビールがある。蒸留酒なら茅台酒などの白酒、醸造酒なら紹興酒などの黄酒がよく飲まれている。最近では中国産のワインもポピュラーだ。
現地ガイド発!上海のグルメ・料理最新情報
2019/06/19 グルメ
初めての中国上海旅行2019/上海の人々の心の味! 下町で上海B級グルメを楽しもう!
表面がカリカリの生煎饅頭。酢醤油で食べても美味しい。多くの上海名物が少なくなっているが、生煎饅頭はお店の数が多く見つけやすい
上海に行ったら、朝は「生煎饅頭(ションジエンマントウ)」と決めています。表面をカリッと焼いた小麦粉生地をかじると、中から熱々の肉汁がジュワー。この脂っこくて、ちょっと甘い味付けの肉汁が上海の味。生煎饅頭の朝ごはんを食べると、上海に来た実感がわいてくるのです。生煎饅頭は東京のアメ横では、焼き小龍包と呼ばれ、日本でもすっかりおなじみになりました。本場上海では、「小楊生煎饅頭館」のような人気チェーン店で食べても良し、路地裏の小さな食堂で食べても良し。1人前は、2両(100グラム)4個と少量です。朝ごはんにおやつにと、気軽に食べられます。本場の味に目覚めたら、何度も食べて欲しい上海名物です。続きを見る
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