- ミツ
- 中国・上海在住。2006年2月より、夫の海外勤務に伴い上海へ。この街の印象を一言で言うと、「とにかく外に出さえすれば何か面白いことにぶつかる街」。自由奔放でエネルギッシュな上海の人々に圧倒されっぱなし!ちなみに上海でメロメロなのは本場中華料理とマッサージ。
出発エリアをに変更しました。
カフェテラスではビックリするほどデカいジョッキで乾杯する人々の姿も。ちなみに最近新しくできたところではフランスの老舗パン屋「PAUL」。行列できてます!
上海の街中に突如現れる欧州風のオシャレな一角、それが旧フランス租界の街並みを再現した「新天地」です。1920〜30年代に建てられた「石庫門」と呼ばれる上海独特の建築物を利用しており、一見懐かしい雰囲気を漂わせつつも、実は最先端のファッション・ブランドのお店やレストランが立ち並んでいることから、「上海の流行発信地」とも呼ばれているエリア。観光地であるため観光客が多いのは勿論ですが、それ以外にも現地に住む欧米人に特に人気で、オープンカフェは欧米人の姿で溢れ、どこの国にいるのか一瞬分からなくなるほど!
ヨーロッパの街に迷い込んだ錯覚に陥る裏通り。表通りの喧騒は消え、落ち着いて散策することができます。雰囲気のいいバーが立ち並んでいるので夜ならお酒を飲んでも
新天地は興業路を挟んで北里と南里に分かれており、両方合わせて80以上ものテナントが入っています。散策やお買い物、お食事と色んな楽しみ方が可能。例えば南里にあるビル「新天地南里広場」には海外の有名ブランドが多く存在し、日本では入手困難なアイテムを探すというのも楽しみのひとつ。また、賑やかな表通り以外に細い路地が多くあり、その中にもお洒落なバーや高感度のショップがあるので、ぜひ隅々まで散策してほしいところ。さらに昼と夜とで表情を変える街でもあるので、時間に余裕があればぜひ両方行ってみて!
こちらが「シャンハイ・トリオ」。外観からもセンスのよさが伺えます。新天地の物価は日本・欧米並みなので、ちょーっとお高いですが、モノがいい分お土産に喜ばれること間違いなし!
オリジナルで高品質なシノワズリアイテムを手に入れたい方は「ANNABEL LEE」へ。外灘に本店を構えるお店ですが、面積の狭いここ新天地店では人気商品のみ扱っているとのこと。シルクを用いた上質でセンスのよいシノワ雑貨についつい手が伸びてしまいます。購入するとギフト袋を選ばせてくれて、それがまたかわいい! その他にも、フランス人オーナーがデザインするシノワブランド「シャンハイ・トリオ」や、この10月に日本に初上陸し銀座に開店した香港ブランド「上海灘」、国内外の雑貨が充実した「シンプリー・ライフ」も必見です!
「特色小龍包(25元)」と「蟹粉小龍包(35元)」。今回はそれぞれハーフサイズで注文したため、1つの蒸篭に5個ずつで寂しい感じですが、通常は10個なのでご安心あれ!(値段はハーフサイズのお値段)
小龍包好きの方ならぜひお勧めしたいのが「鼎泰豊(ディンタイフォン)」。実は日本にも5店舗ある有名店ですが、上海のお店ならばリーズナブル。いつも多くの人で賑わっている店内はモダンながら、壁に有名芸能人の似顔絵が描いてあったりして心にくい。小龍包はスープがタップリで、非常に上品な美味しさ!中国で食べる小龍包にありがちな、ちょっとクセのある感じがここの小龍包にはなく、日本人が食べやすいお味だと思います! また、夕食時に窓際の席に座れば、美しくライトアップされた南里を眺めながら食事をすることができますよ!
クリスマス・イルミネーションで華やぐ新天地。後ろは人気の雑貨セレクトショップ「シンプリー・ライフ」
■新天地への行き方
地下鉄1号線「黄陂南路駅」から徒歩約5分。
■鼎泰豊 新天地店
住所:上海市興業路123弄新天地広場南里6号楼2楼−11A単元
電話番号:(+86)21-63858378
営業時間:日〜木曜:11:00〜24:00、金・土曜:11:00〜翌01:00
※日本語メニューあり。夕食時は混雑するため、事前の予約がベターです。
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/12/19)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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