中国パワーを体中で感じる上海万博。時間がない方にも安心のプランをご紹介します。
中国初の上海万博へ行こう!
2010年5月1日から開幕した上海万博もいよいよ閉幕がせまってきました。この万博は史上最多世界246の国と国際機関が参加しており、連日国内外多くの来場者でにぎわっています。秋は上海観光のベストシーズンですし、旅行を考えていらっしゃる方も多いと思います。そんな方々には、中国初の上海万博に是非足を運んで頂きたいと思います。今回は万博には行ってみたいけどあまり時間が取れないという人にも安心のプランをご紹介します。
写真は敷地面積4800平方メートルを誇るオーストラリア館。赤いくねくねとした外壁が印象的な建物。
お散歩気分でパビリオンをめぐろう
万博会場はいくつかの区画に分かれており、大小様々なパビリオンがあります。中国ではじめての万博ということもあり、人気パビリオンはとにかく長い長い行列が続きます。中に入ると勿論興味深いものを沢山みることができますが、実は会場内にある各パビリオンはそれぞれとても個性豊かな建物ばかりなので、散歩感覚でのんびり見て歩くだけでも十分楽しめます。限られた時間で行われる万博なので、建物自体あまり期待をしていなかったのですが、本当にどれを見ても壊すのがもったいないくらいの建物ばかりです。
鶏肉の串焼き65元(約975円)は、まわりが香ばしくてとても味わい深い。メニューがとても豊富でお酒もそろっている。
世界各地のグルメを満喫しちゃおう
いくつかあるパビリオンの中には、その国の料理を楽しめるところもあります。今回私は以前から興味があったペルー館に行き、料理を食べてみることにしました。万博会場内で食事をすると、少し高いのかな?と心配したのですが、ペルービール40元(約600円)、鶏肉の串焼き65元(約975円)、コーヒー50元(約750円)ジュース30元(約450円)と、親切価格でした。ペルー料理を食べた事がなかったので、一体どんな味なんだろうと思いましたが、スパイスがきいてビールにもよく合い、とても気に入りました。フードコーナーの隣にはペルー産の衣類や雑貨も販売しています。
写真はラトビア館。宝石のようなライトアップがとても美しい。
光に包まれる夜の万博もおススメ
夕方を過ぎ、あたりが薄暗くなってくるとパビリオンがどんどんライトアップされ、昼間太陽の下で見ていた景色と違い、夜はちょっぴりロマンチックな雰囲気に変わります。朝から入場できるチケットでライトアップされる時間まで見学するのもいいですし、夜しか時間がなくて…という方には、通常チケットよりもお得な夜間入場券90元(約1350円)も販売されていますので安心です。ただし、各パビリオンは閉館時間が違いますので、中にも入ってみたい!という方は夜景が楽しめる時間よりも前に足を運ばれることをおススメします。
【関連情報】
■上海国際博覧会(Expo 2010 Shanghai China)
住所:上海市中心黄浦江両岸、南浦大橋と盧浦大橋間の濱江地区
開催期間:2010年5月1日から同年10月31日まで
アクセス:地下鉄万博専用線あり(無料)
■オーストラリア館
場所:Bゾーン
■ペルー館
場所:Cゾーン
■ラトビア館
場所:Cゾーン
チケット:90元〜900元
※万博会場までのアクセスは複数あります。詳しくは下記万博公式サイトでご確認下さい。
※チケットは当日券や回数券など様々です。詳しくは下記万博公式サイトでご確認下さい。
URL: http://jp.expo2010.cn/ (日本語あり)
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