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海外現地発ガイド通信

上海屈指の日曜古本市で、掘り出し物を見つけよう!


掲載日:2011/07/16 テーマ:歴史 行き先: 中国 / 上海

タグ: ショッピング 穴場 市場


超ローカルエリア南市を歩こう

西洋文化の影響が色濃い印象の上海だが、その中にあって中国らしい上海の一面を発見できるのが、豫園から南に位置する地域だ。 西洋文化の影響が色濃い印象の上海だが、その中にあって中国らしい上海の一面を発見できるのが、豫園から南に位置する地域だ。

上海の「豫園エリア」は細い路地が網目のようにめぐり、昔ながらの風情や町並みが今も息づいている下町情緒たっぷりのスポットです。その中でも南市と呼ばれている豫園の南側周辺は、観光客の姿を見かけることが少ない、超ローカルエリアです。上海には異国の文化を反映した見どころが沢山ありますが、中国の中の上海という意味では、この南市周辺が一番「中国らしい上海」と言え、隠れた歴史的な観光名所が庶民の暮らしの中に溶け込んでいます。

700年以上の歴史を誇る文廟

民家が軒を連ねる通りにある文廟。周りは「文廟路」「学官街」「学前街」となんとなく学問の雰囲気が漂う名前が目につく。 民家が軒を連ねる通りにある文廟。周りは「文廟路」「学官街」「学前街」となんとなく学問の雰囲気が漂う名前が目につく。

中華路を歩いていると、途中に「文廟路」という通りが見えます。その名前からぴんとくる方もいらっしゃると思いますが、孔子を祀っている孔子廟(文廟とも呼ばれる)がこの通りにあるんです。こちらの文廟は上海県創立後1291年に創建され、その規模は上海最大と言われています。最高学府としても機能していたこちらの文廟からは、科挙合格者を279人輩出しており、現在も合格祈願に来る受験生が絶えません。そんな歴史ある文廟の大成殿庭園で、長く市民に親しまれている市が、毎週日曜日に開かれます。それが上海文廟書刊交易市場と呼ばれる古本市です。

青空古本市で、のんびり品定め

市は夕方16時まで開いているが、なるべく早い方が露店の数は多い。入場の際1元(約14円)のチケットが必要。入口向かって右にあるチケット売り場で購入しよう。 市は夕方16時まで開いているが、なるべく早い方が露店の数は多い。入場の際1元(約14円)のチケットが必要。入口向かって右にあるチケット売り場で購入しよう。

毎週日曜朝7時半から開かれる古本市。店舗があるわけではなく、軒下などにずらりと40〜50の露店が並びます。わりと最近の書籍もあれば、古地図、漫画、辞書などもあり、中には昔の写真やレコードなどを取り扱う店もあります。店主の誰もが必死に売るという気配がなく、お茶を飲んだりおしゃべりしたりとのんびり過ごしているので、こちらも気を張らず純粋に古書の品定めができます。この市に並ぶ書籍は、国内外を問わず様々な物を目にします。中には日本で出版された本の中国語版もあり、これから中国語を学ぼうと考えている方には面白い教材になるかもしれません。

お土産にも喜ばれる「連環画」

連環画は『三国志』や『西遊記』といった誰もが知る有名なものから、写真が載っている雑誌のようなものまで様々。中には日本で見たことがあるようなものもあり、見ていてとても面白い。 連環画は『三国志』や『西遊記』といった誰もが知る有名なものから、写真が載っている雑誌のようなものまで様々。中には日本で見たことがあるようなものもあり、見ていてとても面白い。

古本市で是非手に取って頂きたい物は、「連環画」と呼ばれる中国独自の書籍です。これは大きめの挿絵と簡単な文章でできた、9×13ほどの本で、文革以前に多く発行されていました。連環画はコレクターも多く、熱心に品定めする人も珍しくありません。特にベルギーの漫画家エルジェの作品『タンタンの冒険旅行』シリーズは大変な人気で、その中でも上海を舞台にした『青い蓮』は高値で取引されています。私が購入した『西遊記』を含む2冊はどちらも若干保存状態が悪いため、1冊10元(約140円)で購入しました。挿絵のかわいさと珍しさでお土産にも喜ばれる小さな小さな連環画、あなたのお気に入りも見つかるかもしれませんね。

【関連情報】

■上海文廟書刊交易市場
住所:上海市黄浦区文廟路215号 
電話:021-6376-1640
時間:7:30〜16:00(古本市が行われる時間)
入場料:1元(1元は古本市のみの料金。文廟への入場は別料金)
開催日:毎週日曜日
アクセス:地下鉄8号線老西門駅下車徒歩約10分
※ 日本語不可

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2011/07/16)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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