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海外現地発ガイド通信

旧日本租界地にある博物館で、あの偉大な文学者の足跡をたどろう


掲載日:2012/09/22 テーマ:美術館・博物館 行き先: 中国 / 上海

タグ: ためになる 博物館 歴史


上海は様々な文化の交流地点

上海の租界は西洋のイメージがとても強いが、実は日本租界地も存在した。 上海の租界は西洋のイメージがとても強いが、実は日本租界地も存在した。

上海は昔いくつもの租界地がありました。おしゃれな観光地として人気のある新天地はフランス租界でしたし、夜景で有名な外灘はイギリス租界としてとても有名です。実は西洋のイメージが強い上海の租界地ですが、私たちの国日本の租界地もかつてはありました。場所は外灘からほど近いエリアで、現在でもところどころどこか懐かしさを感じる建物が残っています。今回は日本租界地や日本に大変ゆかりのある人物の記念館をご紹介します。

旧日本租界地にも大変縁のある人物と言えば

市民の憩いの場として有名な魯迅公園だが、その奥には立派な記念館が建てられている。 市民の憩いの場として有名な魯迅公園だが、その奥には立派な記念館が建てられている。

上海の虹口区は旧日本租界地で、芥川龍之介や詩人の金子光晴などをはじめ、戦前多くの日本人が暮らしていました。この地区にとてもゆかりのある中国人といえば、現在の東北大学医学部に留学した経験を持つ魯迅です。四川北路と甜愛支路という道沿いには、彼の名前をとった魯迅公園があり、その公園からほど近い場所には旧家も残っています。太極拳をしている人や凧をあげている人の憩いの場というイメージが強い魯迅公園ですが、実はその中に魯迅記念館という博物館があるんです。

明るく広い館内には、魯迅に関する豊富な展示物

明るく開放的な館内には、たった一人の人物の資料とは思えないほど、多くの展示物がある。また中にはシアターもあり、日本語上映されている。 明るく開放的な館内には、たった一人の人物の資料とは思えないほど、多くの展示物がある。また中にはシアターもあり、日本語上映されている。

魯迅の資料を展示する施設はずっと前からあったのですが、今ある大きな建物になったのは1998年で、中はとても明るく、広い館内には数多くの展示物が並んでいます。とにかく内容の豊富さに驚かされる施設です。魯迅の著名な作品『狂人日記』『阿Q正伝』など、日本の物は勿論、全世界で発売された貴重な本がずらりと展示されています。中には初版本などもあり、ここでしか見る事ができない物が沢山あります。また本や原稿以外でも愛用の品々、日本からの電報、変わった物では自身のデスマスクなども紹介されています。

内山書店でお気に入りの本や雑貨も

希望者には内山書店内で購入した本やノートの内側に、魯迅記念館のスタンプを押してくれる。旅の記念になるので、是非押してもらいたい。 希望者には内山書店内で購入した本やノートの内側に、魯迅記念館のスタンプを押してくれる。旅の記念になるので、是非押してもらいたい。

2階のいっかくに内山書店というものがあります。博物館の中の小さな本屋さんといった感じの建物です。この書店はかつて上海の虹口区に実際あったお店で、経営者は内山完造という日本人でした。彼は多くの文人と交流を持ち、日中友好の懸け橋になろうとしていた人物でした。日本にゆかりのある魯迅もまたこの書店で内山をはじめ多くの文人と交流のあった一人だったそうです。この書店には、魯迅の著書をはじめ、本に見立てたとってもかわいいノートなど、様々な物が販売されています。中には中国語と日本語訳が一緒になった本もありますので、是非手にとって見てください。

【関連情報】

■魯迅記念館
住所:上海市四川北路2288号
電話:021-6540-000
入場料:無料
アクセス:地下鉄3・8号線虹口足球場駅下車徒歩約5分
※一部日本語説明あり。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2012/09/22)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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