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粉もの王国中国だが、現代風パンはまだまだ“おやつ”扱い?


掲載日:2013/12/17 テーマ:グルメ 行き先: 中国 / 上海

タグ: おいしい ためになる グルメ


中国の「餅」はなんでできている?

粉もの王国中国だが、現代風パンはまだまだ“おやつ”扱い? 粉もの王国中国だが、現代風パンはまだまだ“おやつ”扱い?

一昔前の中国のパン屋さんといえば、パンはショーケースに並び、お店の人にとってもらうものでした。当時のパンはコッペパンやアンパンなどレトロなものばかりでした。それとは別に、中国には「餅」と呼ばれているパンに似た食べ物があります。小麦粉生地を平たくして焼いたり揚げたりしたものを中国では餅と言うのです。餅にはサクサクした層になったもの、もっちり素焼き風、ふっくらあげパン風などがあります。これに葱、あんこ、豚肉、牛肉などの具が加わり、味も豊富です。餅は繁華街の屋台などで売られているので、旅行者にも気軽に味わえる現地食です。しかも安くてはずれなしなのでおすすめです。

中国で大人気!日本の地名がついたパンとは?

中国の北方、揚子江より北側では小麦粉を主食としています。餃子、麺、餅、饅頭(蒸しパン)がお米のかわりです。こんなに粉もの好きの中国なので、西洋から来たパンも大好きなのでしょう。10年ほど前からパンを自由にトレーに選べる現代風ベーカリーが現れ、この数年はものすごいペースで増えています。1枚2、3元(約32、48円)の餅と違い、パンは1個5、6元(約80、96円)以上します。なぜか北海道パンと呼ばれている、バターたっぷりのデニッシュペストリータイプの食パンは1斤が30元(約480円)ぐらいします。それでも北海道パンは、ウルムチや蘭州でも買えるほど人気があります。伝統食の餅に比べてパンは相当高いのに、中国人は大量に買っていくのです。

中国語の「ゼロ食」っていったい何?

現代風ベーカリーが中国全土に広まり、特に若い人は大のパン好きです。朝ごはんに食事と食事の間にとパンをつまむ人が増えてきました。しかし、中国人はパンを1食とは数えません。「だってパンはおやつだもん」と言うのです。中国語でおやつのことを「零食」といいます。ゼロなので1食とは数えられない。だからおやつという意味になるのです。パンを主食がわりに食べているように見えても、パンの位置づけはあくまでおやつなのです。

長い歴史から見れば、まだまだ新参者!

中国人、特に粉ものを主食とする北方の中国人にとって粉もの文化は中国の食文化そのものです。いくらパンを食べるようになったといっても餅や饅頭の歴史からみたらパンはまだまだ新参者なのです。1食と数えられる主食に格上げされる日はかなり先のようです。それはさておき、中国にいったら、伝統的な餅や饅頭と現代的なパンを食べ比べてみるのはいかがですか?どちらも大陸的な味わいや食感で、日本のパンとは一味もふた味も違っておもしろいですよ。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2013/12/17)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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