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夏が楽しい旅行先〜シャングリラはやはり桃源郷だったのか?


掲載日:2016/08/10 テーマ:物語のあの場所 行き先: 中国 / 香格里拉(シャングリラ)

タグ: 珍味 秘境 民族衣装


天へ向かう道をひたすら走る

シャングリラの町の少数民族の女性たち シャングリラの町の少数民族の女性たち

世界遺産の町、麗江から、金沙江という名の川沿いを、ひたすら北を目指してバスは走っていました。川には黄土色の濁流が物凄い勢いで、川面を踊るようにして流れて行きます。最果てを目指すような自然の厳しさ、道の悪さを体全体で感じます。それに酸素もどんどん薄くなっていきます。目指すのはシャングリラ。ジェームス・ヒルトンというイギリス人作家が『失われた地平線』という小説で描いたユートピアの名前です。それがこの町だというのです。戦前の小説なので、読んだことはないのですが、「シャングリラ」という単語自体はホテルの名前になるほど有名です。桃源郷はどんなところなのでしょうか? 中国政府も小説にあやかって、かつての名前「中甸」をあっさりと変えてしまいました。到着すると、町には民族衣装を着ている少数民族の人が多くいて、たしかに秘境っぽい雰囲気を醸し出していました。

町で見つけた日本の珍味。ここから日本に運ばれていたとは……

これだけ松茸を購入してたったの500円ほど これだけ松茸を購入してたったの500円ほど

シャングリラの標高は3288メートル、さすがに3000メートルを超えると、簡単には動けなくなってきます。少し歩いただけで、息が上がってしまうのです。それでもぶらついていると、すごいものを見つけました。『松茸総合交易市場』です。市場の中には、松茸屋さんばかりです。最近松茸は、中国から最も多く輸入されていますが、なるほどなあです。早速かなりお安く買って、近くのレストランに行きました。網がないので鉄板焼きです。しかしそう大量には、食べられるものでもなく、台湾人の若者グループにお裾分けすると大喜びです。「松茸なら知ってます! 日本の珍味なのでしょう?」と若者たちがむさぼり食べてくれました。

高原の温泉プールに行ってみると……

シャングリラはほんの小さな町でした。ゲストハウスに天生橋という温泉のパンフレットを見つけました。ヒマなので、タクシーをチャーターして行くことに。もちろん水着持参です。薄い青色の空が広がる高原地帯を走ります。草しか生えていません。天生橋温泉は川の近くにありました。緑っぽい湯は澄んでいます。気になるのは、底に生えた藻です、ニュルニュルします。温泉は25メートルプールくらいの広さがあるので、軽く泳げます。中国政府が桃源郷として売り出したいシャングリラ……。桃源郷と呼んでいいのかはさておき、標高が高く、冬はとても寒い地域なので、行くのならさわやかな時期の夏がおすすめです。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2016/08/10)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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