麗江、平遥を目指せ!古鎮で村おこし!

どこの国に行っても古い街歩きって楽しいですよね。そこで観光用ではなく、今も生活に使われている建物や地元の人の暮らしを垣間見れたら、本当に来てよかったなあと感動もひとしおです。中国では古い街を「古鎮」や「古城」と言います。雲南省の麗江や山西省の平遥は世界文化遺産にもなり、行ったことがある人も多いと思います。特に麗江は少数民族の納西族がすむ神秘的な街としても名高く、世界中から観光客が訪れるようになりました。麗江や平遥はすでに別格ですが、中国の地方都市では古鎮で村おこしをしようとしているところが多くあります。

気合の入れすぎに注意してね!中国の村おこし 気合の入れすぎに注意してね!中国の村おこし

古鎮を新しく作る?いまどきの中国

2012年の12月安徽省屯渓に行ってきました。ここは黄山や世界文化遺産にもなった宏村、西逓の古鎮観光の起点になる街です。黄山周辺には古鎮が集まっているのです。なかでも宏村は日本でも公開され、アメリカやヨーロッパでもヒットした映画「グリーンディスティニー」の冒頭シーンのロケ地としても有名です。ローカルバスで古城巡りをしている時、不思議な看板を見ました。「古鎮建設予定地!」。宏村や西逓の成功例がすぐそばにあるせいか、商売熱心なあまりこんなことも中国では起きているのです。

いちおし!紹興から行く安昌古鎮

古鎮めぐりはしたいけれど、有名だと観光客が多すぎて、にぎやかすぎたり、古鎮を修復したのか、建物がどうも新しく見えるなんてこともあります。なんだか思い描いていた古鎮のイメージと違っている。こんな人におすすめの古鎮があります。紹興酒と魯迅の故郷で有名な紹興の安昌古鎮です。紹興は水郷の街なので、小さな運河がいくつもあります。安昌も運河沿いの古鎮です。雨の多いこの地方独特の屋根のある古い商店街が安昌古鎮のです。運河にかかった石橋を渡り歩くのも、小船に乗って運河から古い街並みを見るのも楽しいところです。中央電視台の古鎮を訪ねる番組で紹介されたこともあり、大きな駐車場ができましたが、一時的な盛り上がりだったようで、観光客が増えませんでした。

A級古鎮よりB級古鎮のすすめ

古鎮での村おこしはいまひとつ成功の域に至ってはいませんが、安昌古鎮には昔ながらの街並みが今も生きています。若者が周辺に出稼ぎに行ってしまったのか商店街を歩いているのも店番をしているのもお年寄りです。それもまた、安昌古鎮の風情のひとつになっています。中国でのんびり落ち着いた古鎮旅情を楽しみたいなら、国内外に有名な古鎮よりマイナーなB級古鎮を訪ねてみるのがおすすめです。