中国でおいしい冷麺に出会える町

うっ、うまい! このゴムのような食感! 甘味にある冷えた肉のスープ! 冷麺が食べられるのは、韓国や北朝鮮だけじゃありません。中国でこんなにおいしい冷麺に出会えるなんて、もしかして奇跡? 瀋陽は北京とは違います。瀋陽は中国の東北地方にある遼寧省の省都です。冷麺の本場、北朝鮮に近いだけあって、おいしい冷麺があります。近いだけじゃなく、中国の東北地方には、朝鮮族が住んでいるのですから、おいしい冷麺が食べられるのは、当然といや当然です。

これが大白鶴冷麺! 東北人が入れる唐辛子の量は、四川人並です! これが大白鶴冷麺! 東北人が入れる唐辛子の量は、四川人並です!

韓国人もびっくり! 北京にある超有名店の冷麺の味

私が初めて中国で冷麺を食べたのは、北京オリンピック前の北京です。北京では誰もが知っている、北朝鮮と国境を接する町の名をつけた有名な韓国料理屋で食べました。今もどんどん店舗を増やしている、この有名店の冷麺は、とにかくまずかった。冷麺が恋しくなって食べに来た韓国人留学生なら、怒り狂って、大暴れしたくなる味です。肉のスープが甘すぎて、しかも冷えていません。麺もゴムの食感というより春雨でした。こんなにまずくても、この冷麺がここの看板料理です。こんな冷麺をうまいと思っているようじゃ、本当においしい冷麺を中国に期待するのは無理ですね。

瀋陽で出会ったおいしい冷麺屋さん

私の中国冷麺体験から8年ほどの年月がたち、今回、初東北旅行です。やってくる前から「東北地方は冷麺がうまいよ」と言う話は聞いてましたが、ハズレの冷麺しか食べたことないので、半信半疑でした。瀋陽に到着した日、「絶対、うまい」というオーラがでている冷麺屋さんを発見! お店の名は「大白鶴冷麺(大東区東順城街137号)」です。吸いこまれるようにお客が次々とお店に入っていきます。私も吸いこまれてみました。お昼すぎということもあり、店内はいっぱいです。冷麺は8元(約160円)。

東北人の冷麺の食べ方とは?

冷麺を受け取るカウンターに並んでいると、シリンダーから出てきた冷麺をゆで、ゆであがった冷麺を冷たい水で念入りにしごいている姿が見えました。うわ〜っ、おいしそう! 食べてみると、ゴムのような食感の麺、すっきりした甘味の冷たい肉のスープ! さすが東北地方です。驚いたのは地元のお客が、冷麺に入れる唐辛子の量です。大さじ3杯ぐらいの唐辛子が冷麺の上に盛り上がっています。私は、軽く小さじ半分ぐらいで美味しく食べられました。東北地方に行ったら、とにかく冷麺をお試しあれ!