盤錦市に近いもう一つのおすすめに行ってみましょう!

盤錦市の紅海灘の赤を満喫した後は、もう一つおすすめがあります。盤錦市から近いので、はしごしてみましょう。そこは錦州市義県の泰国寺です。錦州市は盤錦市のお隣で、高速鉄道ならわずか24分のところです。泰国寺は2012年に中国で公開され、大ヒットした「一代宗師」のロケ地のひとつです。「一代宗師」は2013年には日本でも「グランドマスター」の名前で公開されました。カンフーの達人、ブルース・リーの師匠と言われているイップ・マンの苦難の人生を描いた映画です。この映画の重要なシーンで登場する、七体の大仏のお寺が泰国寺です。

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映画「グランドマスター」を見た人なら、よみがえるあの名場面

泰国寺は遼代の1020年に建設が始まりました。遼の聖宗皇帝の母、粛太后が建てた皇族の寺院と言われています。遼の皇族の菩提寺のようなものです。それだけに大きく敷地内の面積は5万平方メートル以上あります。「グランドマスター」での重要なシーンが撮られたのは「大雄殿」です。宮家の娘が父の敵を討つべきか、それとも父の遺言通り、平凡で幸せな女の人生を送るべきかを仏様に問うシーンです。

泰国寺は映画以外でも有名な寺院だった!

大雄殿は現存する古代建築の中では、最大の木造平屋建築の仏殿と言われています。薄暗い仏殿内には不気味なまでの存在感を放つ大仏様がおられます。遼は契丹族が開いた王朝だけに、大仏様の表情や装飾もどこか異民族風にも見えます。座っている姿で高さ9m以上もある大仏様が七体も並んでいる様子まさに壮観です。「グランドマスター」を見ていなくても、この大仏様には満足できると思いますよ。

ちょっと頑張って、はしごする方法

さて、紅海灘と泰国寺への行き方です。紅海灘へは北京から高速鉄道で、まずは盤錦駅に行きます。約4時間で到着です。大連からなら約2時間です。盤錦駅から紅海灘はタクシーで約30分です。真っ赤な紅海灘を満喫したら、盤錦長距離バスターミナルに向かいましょう。ここから義県には直接、バスが出ています。3時間かかりますが、乗り換えはありません。義県のバスターミナルから泰国寺は約5キロほどです。めったに行くチャンスがない東北旅行なので、欲張って紅海灘と泰国寺を詰め込んでみました。日本の歴史遺産巡りだけではない中国東方旅行はいかがですか?