大理ブームが再燃! 今、大理にやってくる中国人とは?

中国の西南部、雲南省の人気観光地と言えば、世界遺産の麗江と大理です。大理は、90年代、世界中のバックパッカーが集まった人気都市でしたが、麗江が世界遺産になった1997年頃から人気は、少しずつ下火になっていきました。一時は、麗江に水をあけられていた大理ですが、今、再び大理ブームが起きています。大理のゆったりした穏やかな生活が大都会で忙しく働く中国人をひきつけています。都会での高収入の仕事を捨て、大理に移住する若い中国人が増加中。大理で自分らしく生きたい。心の健康を求める人たちは、体にも気を使っている人が多いのか、今、大理では精進料理が人気だそうです。

2018年7月1日に昆明〜大理間の高速鉄道が開通。ますます大理を訪れる観光客が増えることまちがいなし 2018年7月1日に昆明〜大理間の高速鉄道が開通。ますます大理を訪れる観光客が増えることまちがいなし

大理で人気! 精進料理ビュッフェに行ってみた!

2018年7月、大理で人気の精進料理ビュッフェに行ってきました。ビュッフェと言っても、激安です。たった5元(約90円)! 安すぎて「どうせ、たいした内容じゃないんだろう」と行く直前まで迷いました。ビュッフェは午後5時半から午後7時頃まで。なくなり次第終了のようです。迷いに迷って、行くことにしました。体調がよくなかったので、脂っこい料理を食べたくなかったのです。こんな消極的な理由でそのビュッフェに行くと、レストランの前は、すごい人。この人たちは、外の長いすやテーブル席で食べている人たちです。中にも並んでいる人が10名ほどいました。

「一然堂」のたった5元のビュッフェのおかずとは?

人気精進料理のビュッフェレストランは、「一然堂」と言います。レストランの前に行くと、お経のBGMが流れており、まるでお寺のよう。並んでいるお客の中には、ベジタリアンの欧米人や仏教徒らしい中国人もいました。中国人は、一見、アーティスト系かインテリに見える人が多く、地元の人は少なそうです。客層は、さておき、たった5元でどんな料理が食べられるのか、興味深々。苦味がある青菜が入ったスープ、ゆでとうもろこし、大根を炒めたもの、白菜とじゃがいもの炒めもの、蒸したかぼちゃ。主食は、ごはんかお粥。思わず「えっ、これだけ?」。しかも、どのおかずもシンプルです。

一然堂素食館(大理古城内、一塔路42号)。数ある素食レストランの中でもひときわ人気が高い 一然堂素食館(大理古城内、一塔路42号)。数ある素食レストランの中でもひときわ人気が高い

「一然堂」のビュッフェをおすすめする理由

質素なおかずにがっかりしつつ、列に並んで、お豌に少しずつ全種類、と言っても5種類ですが、おかずをよそいました。私は、外の席で食べることにしました。じゃがいもと白菜の炒めものをまず、一口。めちゃくちゃ美味しい! 一見、薄味なのにしっかり味がついています。野菜の味がどれも濃い。その分、調味料は少しでオッケーのような感じ。あまりの美味しさに第二ラウンドに突入してしまいました。「一然堂」は、在家の仏教徒が開いた「素食(スーシー)」と呼ばれる精進料理のレストランです。野菜やお米は、寄付と自家菜園でとれたものを使っています。一人5元と安すぎて、おかずの種類も見た目もいまひとつですが、味は保証します。大理に行ったら、騙されたと思って、一然堂に行ってみて! 本当に美味しくて、食後は胃が軽くなる感じがしますよ!

おかずの上にのっけた豆板醤が感動的に美味しい。余り辛くなく、これさえあれば、何倍でもごはんが食べられる。一然堂で一瓶16元(288円)で購入できる おかずの上にのっけた豆板醤が感動的に美味しい。余り辛くなく、これさえあれば、何倍でもごはんが食べられる。一然堂で一瓶16元(288円)で購入できる