テレビ番組の常連、雲南省の大理と麗江

中国の西南部に位置する雲南省の大理と麗江と言えば、人気テレビ番組の常連と言おうか、しょっちゅう特集を組まれるところです。大理も麗江も日本人の間では、かなり知られた町です。雲南省は、風光明媚で、気候も穏やかなところです。中国の56の民族のうち半分以上が雲南省に住んでいるとも言われ、民族色豊かな土地でもあります。大理や麗江の風情ある街並みも日本人が大好きなものです。今、この大理が中国の若者の間で人気上昇中です。

夕方から古民家が並ぶ路上に、露店が並んでいく。食堂も多いので、食事もできる 夕方から古民家が並ぶ路上に、露店が並んでいく。食堂も多いので、食事もできる

大理と麗江は、いったいどんなところ?

大理は、雲南省西部にある少数民族の白族の町です。8〜9世紀には南詔、大理国の都城が置かれ、ミャンマーやチベットとの交通の要所として栄えたところです。大理観光の中心は、城壁の中に木造家屋が残る大理古城です。大理古城と言えば、90年代は、世界中からバックパッカーが訪れ、長期滞在していました。安宿が多く、外国人向けのカフェが生まれ、「洋人街」と呼ばれる外国人バックパッカーが集まる通りもできました。97年に大理の北にある麗江が世界文化遺産に認定され、空港も建設されました。飛行機で入れる麗江にツアーで訪れる人が増え、大理よりも麗江の観光客のほうが多くなりました。

大理古城に中国の若者が集まる理由

その麗江が、あまりにも観光地化されすぎて、2000年も半ばを過ぎると、人気が落ちてきました。もともと雲南省は他の都市に比べて、宿泊費の安いところです。大理なら60元(約1200円)あれば、トイレ、シャワー付きのツインに泊まれます。大理古城のメインストリートにあたる復興路、人民路、洋人街周辺は、再開発されましたが、周辺は、昔ながらの木造家屋のままです。もともと風情があって、宿泊費も安く、カフェもそろっているところです。ここに目をつけた中国人の若者が集まってきました。

昼は外に出て、夜は大理古城を楽しもう!

旅行者でなく、自由業の若者も大理に長期滞在したり、引っ越してきました。これで大理が大きく変わりました。夕方になると、大理古城の南北を走る復興路付近の路上で、自分の作品を売るアーティストが現れてきました。古着や手作りのアクセサリーを売る人たちも多く、フリーマーケットみたいです。露店をぶらぶら見て歩くのが楽しい! 昼間は「洱海(アーハイ)」と呼ばれる湖や三塔寺などを観光し、夜は大理古城内のフリーマーケットとカフェ巡りなんてのもいいですね! 大理って、女子旅にぴったりの町ですよ!