「思い立ったら吉日」的行動はけんかの素

私は旅行する時はひとり旅派です。自分の性格が何事も「思い立ったら吉日」タイプなので、こうなってしまいました。前日の夜、次の日は全く新しい町に動くつもりはなかったのに、翌朝、突然、新しい町に行きたくなることがあります。大慌てで荷造りし、宿を飛び出し、バスターミナルに向かいます。逆に前日の夜、明日は新しい町に移動と決めていても、当日の朝、日程に余裕があれば、やっぱりもう1泊しようと予定を変えてしまうこともあります。もし、友達と一緒に旅行していたなら、気まぐれはけんかの素です。

あなたはひとり旅派?友達と一緒派? あなたはひとり旅派?友達と一緒派?

中国でひとり旅の代償は高くつく

ひとり旅は荷物の管理や食事のとき、とにかく不便です。その上、とても不経済です。中国の場合、ユースホステルのドミトリーに泊まっていれば問題ありませんが、ビジネスホテルに泊まると、シングルとツインはだいたい同じ料金です。シングルのほうが高い場合もよくあります。ひとりは誰とも部屋代を割り勘できないので不経済極まりないです。その上、本場の中華料理もひとりでは、1品しか注文できません。これらは全部、ひとり気まま旅を選択した代償とあきらめました。

今、中国で流行っている「農家飯」って何?

2013年の12月に東南アジアに近い雲南省の大理に行ってきました。大理は少数民族の白族の古都でもあり、カフェや安宿が集まっている町です。私はユースホステルの女性6人のドミトリーに泊まっていました。ひとり旅の上海から来た女の子が「明日、農家飯するんだけど、誰か一緒に行かない?」と呼びかけました。日本人には聞きなれない「農家飯」は最近、中国で流行っている過ごし方です。農村に遊びに行き、そこで農家が開いているレストランで素朴で新鮮な農家料理を食べてくることです。単に農村のレストランでごはんを食べてくることだけを指すこともあります。農家飯はグループで行くもので、ひとりではできません。それでひとり旅の女の子は仲間をつのったのです。

起床時間で決まる、ふたり旅の分かれ道

上海から来た、やはりひとり旅の女の子が「私、行きたい!」と話にのりました。「じゃ、明日、何時に出発する?できたら午前中にはつきたいんだけど」と言いだしっぺの女の子が話を進めました。上海の女の子の答えは「私は朝、起きるのが10時半以降なのよ。もっと遅くできない?」でした。農家飯の話はここで消えました。ひとり旅でも旅先で目的地が同じ同行者を見つけて、そこまで一緒に行動する人もいます。これも旅の醍醐味ですが、同行者と朝、起きる時間があわないのは致命的です。私にはやはり「気が向くままに行動できるひとり旅があっているな」と、この日、思ってしまいました。