神戸の姉妹都市、天津の歴史と魅力

北京から高速鉄道でたった30分の天津は、神戸の姉妹都市です。天津と聞けば、日本人は天津甘栗や天津飯を思い浮かべますが、残念ながら天津では見つけることはできません。天津は外国からの圧力で開かれた港町で、神戸と持っている歴史的背景が同じです。天津には19世紀後半から20世紀前半にかけて、欧米諸国や日本の租界がありました。そのため天津市内には重厚なたたずまいの洋風建築が今も残っています。このヨーロッパのような街並みに東洋の混沌としたものが混ざり合っているのが天津です。

神戸の姉妹都市、天津!租界とB級グルメ満喫旅 神戸の姉妹都市、天津!租界とB級グルメ満喫旅

天津のレトロ洋風建築を見に行く!

天津駅前から天津の海河にかかる解放橋を渡ると、解放北路にでます。ここは19世紀後半から20世紀前半まで、中国北部経済の中心でした。そのため、欧米列強や日本の金融機関が集まっていました。日本の統治下で円貨を発行していた旧朝鮮銀行天津支店もそのひとつです。建築様式も様々なレトロ建築は古い絵葉書の世界そのもの!解放北路と曲阜路の交差点から、南に行くと、地下鉄1号線「小白楼」駅に出ます。この付近は五大道と呼ばれる地域です。五大道とは成都道、重慶道、常徳道、大理道、睦南道、馬場道が延びる地域で、イギリス租界があったところです。イギリス人が住んでいた洋館は現在、中国人の住宅として使われています。庭にはふとんや洗濯ものが干され、生活感でいっぱいの洋館巡りが意外なおもしろさです。

天津B級グルメと天津名物がつまったフードアーケード

天津のレトロ洋風建築巡りをしながら、天津の西北部にある南市食品街に足をのばしてみましょう。ここは天津名物が詰まったフードアーケードです。天津ときいて、中国人が思い浮かべるのは、甘栗ではなくて「麻花」と「狗不理包子」です。麻花は小麦粉生地をかりっと揚げた、素朴なお菓子です。麻花の老舗「十八街麻花」の支店ももちろんあります。「狗不理包子」は、、中国全土で一番有名な肉まん屋さんです。「狗不理包子」の支店は南市食品街の入り口にあります。中国版クレープwithみそのような「焼餅」、あんこ入りの揚げもち「炸糕(ジャーガオ)」など天津のB級グルメなら、みんなこのフードアーケードに集まっています。

天津街歩きのラストは「キースリンク」で!

休憩するのに一番のおすすめは、地下鉄1号線「小白楼」駅から徒歩数分の「起士林(キースリンク)」です。1901年創業の西洋料理レストランは今も営業中です。ドイツ人経営だったせいか、今も3階がビヤホールになっています。1階では素朴でおいしいスイーツやパンを売っています。ここで買ったスイーツを2階のカフェに持ち込み、お茶を飲むこともできます。20世紀初めにタイムスリップしたような天津レトロ建築巡りのラストはこんなレトロなカフェで決めてみるのはいかがですか!