中国の果物の宝庫は、意外なところでした!

「新疆に行ったら、果物は何を食べようかなあ。ハミ瓜は絶対、食べるとして、りんごも食いだめしよう」と楽しみです。新疆ウイグル自治区と言えば、中国の西の果て。西安からローマまで続くシルクロードの一部分です。雨がほとんど降らず、砂漠の中にオアシスの町が点在しています。中国では、新疆と言えば、果物の宝庫として知られています。日本でも聞く果物が豊富な地方と言えば、広東省や雲南省あたりが思い浮かびます。南部にあり、冬でも暖かく、東南アジアのような気候なので、ライチ、パパイヤ、マンゴーなど南方の果物が豊富です。

ドライフルーツ屋さんはカラフル! ナッツも扱っています ドライフルーツ屋さんはカラフル! ナッツも扱っています

町ごとにある新疆産のおいしい果物!

新疆ウイグル自治区は、中国では有名な果物王国と言ってもいいところです。雨は極端に少ないですが、朝晩の寒暖差が大きいので、新疆産の果物は甘くておいしいのです。大きな都市なら、全ての町に特産の果物があるといってもいいぐらいです。ハミのハミ瓜、トルファンのぶどう、コルラの梨、アクスと伊寧(イリ)はりんご、アトシュのいちじく、カシュガルのざくろなどなど。中でもアクスと伊寧のりんごは有名で、中国の沿岸部でも人気があります。日本では最近、少なくなった紅玉タイプのこぶりで甘酸っぱいりんごです。

果物がおいしい季節はいつ?

新疆ウイグル自治区で果物が出まわる季節は7月から9月頃。この時期に行けば、連日、屋台で新鮮な果物を楽しめますよ。新鮮な果物が少なくなる時期もドライフルーツが出回っているので、ほとんど1年中楽しめます。ドライフルーツも種類が多く、ぶどうだけでもかなりの種類があります。日本の輸入食品店でも買えるトルファン産のグリーンレーズンはもちろん、黄色の甘味の強いタイプ、馬の乳房に似ているといわれる細長いタイプ、巨峰のような濃い色のものなど。見た目も甘さも違っていて、よりどりみどりです。日本では珍しい桃もあるなど、ドライフルーツもおすすめですよ。

果物なしでは過ごせないウイグル族の生活

新鮮な果物もドライフルーツも新疆ウイグル自治区に住む少数民族のウイグル族の生活には欠かせないものです。すいかやハミ瓜は水分補給の水がわりでもありますが、ウイグル族はお客好きの民族です。中流以上の家庭なら、いつお客が来てもいいように大抵ドライフルーツとナッツが用意されています。あとは新鮮な果物を添えれば、立派なおもてなしセットになります。新疆ウイグル自治区に行ったら、安くておいしい果物を思いっきり食べて、お土産にドライフルーツを買いませんか!