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ウイグル族のあの伝統料理は、夕飯より昼飯に食べるのが流行っている?


掲載日:2016/05/27 テーマ:グルメ 行き先: 中国 / 吐魯番(トルファン)

タグ: おいしい 肉料理 名物


ウイグル族の伝統料理「ポロ」はどんな料理?

バザールのポロ。時間がたつにつれて油っこくなる。できたてがおすすめ バザールのポロ。時間がたつにつれて油っこくなる。できたてがおすすめ

おいしいけど!名産の黄色いニンジンを炊き込んだごはん、ごろんとしたぶつ切りの羊肉。ただ、大きな肉が重く、夕飯に食べるのは少しきつくなってきました。それは私が年をとったせいかしら? このウイグル族の伝統料理「ポロ」は、ぶつ切りの羊肉をのっけたピラフです。ウイグル族は、中国の一番西側にある新疆ウイグル自治区に住む少数民族です。トルコ系の民族で、顔立ちや髪の色からして中国系には見えません。中央アジアかトルコの人系の顔立ちです。イスラム教徒であるウイグル族が一番、珍重する肉は羊です。その羊肉をぜいたくに使ったポロは、ウイグル族のごちそうのひとつです。

ウイグル族が食べる伝統料理

ごちそうと言っても、ポロは、カシュガルやトルファンなどのバザールでいつでも食べられます。特別な日に食べる料理と言うよりも身近な料理です。ウイグル族の主食と言えば、ナンと麺です。麺は「ラグメン」というトマト、白菜、羊肉などの炒め煮をかけた混ぜ麺です。ウイグル族は、毎日、1回はこのラグメンを食べないと、何か忘れ物をした気がすると言われるほど、よく食べています。このラグメンと比べると、ポロは食べる回数がすくない分、ちょっとしたごちそうに近いのです。

ポロのおいしい食べ方

さて、このポロは、ほど良く脂身がまじった骨付きの羊肉にかぶりついて食べます。手がベトベトになりますが、それがおいしい。油で炒めてから羊肉と一緒に炊いたごはんも、今でこそはスプーンで食べますが、ウイグル族は、以前は手で食べていました。そのため中国語では「抓飯(ジュアファン)」と言って、手で食べるごはんと呼ばれています。ややこってり重いポロですが、ランセンと言うニンジンや大根の酢のものと食べると、油っぽさがさっぱりします。これでまた、ごはんが進むというわけです。

中国全土で高まる健康志向

この羊肉のうまみで炊き上げたポロを食べる時間が、最近、変わってきました。今、中国は健康志向が高まっています。夜は軽めのごはんにする傾向があるそうです。それがウイグル族の間にも広まってきました。ポロは家族がそろう夕飯に食べる家が多かったのですが、今は昼どきに食べる家が増えてきいるそうです。ウイグル族の中でも「夕飯にポロを食べると、胃が重い」と言います。旅行中の夕飯にポロはぴったりでしたが、私もウイグル族を見習って、夕飯のポロはやめて、昼にポロを食べるようにします。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2016/05/27)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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