中国で一番暑いトルファン観光の目玉

真夏のトルファンのお昼の暑さって、ガスバーナーで焼かれながら、熱く焼けた鉄板の上を歩いているような感じです。トルファンは中国の一番西、新疆ウイグル自治区の東部にあります。「火州」とも呼ばれるだけあって、夏の暑さは厳しく、中国で最も暑いところと言われています。しかも年間降水量が、たったの20ミリしかないという超乾燥したところです。夏の真っ盛りの昼間は外を歩いている人も少なく、し〜んと静まりかえっています。それでも、湿度が極端に低いので、木陰に入ると、ひんやりと気持ちがいいのです。こんなトルファンの観光の目玉と言えば、郊外の遺跡巡りです。

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歴史の町、トルファンには古代史のロマンがいっぱい

トルファンはシルクロードの天山南路と天山北路が交差する要地でもあり、古代から栄えてきました。5〜7世紀には高昌国が建設され、後に唐の支配を受け、やがてウイグル人が西ウイグル王国を建てました。こんな歴史的背景を持つので、トルファンには遺跡が集まっています。ただし町の郊外の東西に散らばっているので、トルファン1日ツアーはかなり欲張ったハードスケジュールになります。午前はトルファンの東部にある遺跡を中心にスタートです。まずは「アスターナ古墳群」に行きます。高昌国と唐代の住民の墓地群で、壁画やミイラが残っています。

ツアーの午前の部はトルファン東部の遺跡を攻略!

お次は「高昌故城」です。インドに行く途中、三蔵法師が立ち寄ったことで知られています。遺跡は200万平方メートルと広いので、馬車に乗って移動します。乾ききった土塁が広がっている中に城跡が残っており、まさに古代史のロマンにひたれるところです。ここから「ベゼクリク干仏洞」と西遊記の舞台として有名な「火焔山」に向かいます。高昌国時代、トルファンの宗教は仏教でした。後にイスラム教に変わった時、仏教関連のものは破壊されてしまいました。ベゼクリク干仏洞には破壊をまぬかれた壁画が残っています。このあたりでツアーの午前の部は終了、昼ご飯休憩です。真夏なら、長い昼休みに入り、夕方から午後の部が始まります。

午後の部は日本人に人気の「交河故城」!

午後はトルファン西部にある「交河故城」です。高昌故城と同じ広い遺跡内部には土壁のような建物が残っています。住居跡には、かまどや井戸などもあるので、じっくり見ましょう。また、交河故城は二つの河が交差する高台にあります。周辺の緑豊かな景色と乾ききった黄土色の遺跡とのコントラストも必見です。ツアーは市内中心部にある「蘇公塔」で終了です。幾何学模様が彫り込まれた、高さ44メートルの塔を見ていると、中央アジアの町にいるかのような錯覚におちいります。トルファン1日ツアーは駆け足ですが、古代遺跡に思いをはせる旅を満喫できることまちがいなしです。