トルファンのドライバーさんがいちおしの観光地

「ドライバーさんの言うことを聞いて正解だった〜。こんなに綺麗な村は見たことない!」 オプション代は安くなかったけれど、それだけの価値は十分ありました! この村は吐峪溝の麻扎(マザール)村です。中国の一番西の端、新疆ウイグル自治区の中でもトルファンは東よりにあります。西遊記にも登場する火焔山があることでも知られ、日本人旅行者も多い町です。トルファンにはベゼクリク千仏洞、交河故城、高昌故城などの見どころが多く、トルファン1日ツアーなどを利用して効率良く回るのが一般的です。最近では、この1日ツアーにオプションで吐峪溝をつけ加えられるようになりました。

麻扎村の村の風景。行った人がみんな「一番よかった」とほめるのも納得です 麻扎村の村の風景。行った人がみんな「一番よかった」とほめるのも納得です

吐峪溝の千仏洞に行ってみよう!

吐峪溝は、トルファンから東に55キロ離れた鄯善(ピチャン)県にあります。吐峪溝には265〜462年頃作られたといわれる千仏洞が残っています。とは言っても90%以上が、帝国主義国家の探検隊によって略奪を受けたとされています。千仏洞がある乾ききった山には94以上の洞窟があります。トルコのカッパドキアのようなキノコの形ではありませんが、カッパドキアを彷彿とさせる山です。94もの洞窟のうち、番号が振られている重要な洞窟は46。しかしそのうち、貴重な仏教の歴史を語る壁画が残っているのは、わずか8窟です。

今はいったい何時代? 吐峪溝の麻扎村

新疆ウイグル自治区の仏教遺跡に興味がある人なら、千仏洞がある大渓谷だけでも充分満足ですが、吐峪溝のみどころはまだ、あります。「吐峪溝に来て良かった!」と感動する人が多いのは、麻扎村です。麻扎村は、吐峪溝の南の入り口に位置し、新疆ウイグル自治区に現存する最古のウイグル族の村と呼ばれています。その歴史は、1700年以上もあるそうです。村に入ると、目に飛び込んでくるのは、緑色のドームと4本のミナレットを持つ古いモスクです。周辺には日干し煉瓦を積み上げて作った昔ながらの村の風景が残っています。

麻扎村で感じるトルファンとの違い

麻扎村が外国人旅行者に開放されたのは、2004年です。観光地として名高いトルファンのウイグル族と言えば、フレンドリーで知られています。麻扎村では、少し離れたところから、いぶかしげな表情で外国人旅行者を見ている村人がほとんどです。こんなところに伝統的なウイグル族の村を感じます。舗装されていない小道沿いには、緑があふれ、水が流れる小さな川もあります。麻扎村は、オアシスという言葉が似合うシルクロードの村です。トルファンまで行ったなら、吐峪溝まで足を伸ばしてみませんか?トルファン1日ツアーの中で、一番思い出に残ること間違いなしですよ。