トルファン観光の午前の部は、朝9時スタート!

「トルファンでシルクロードの夏を体験 前編」からの続きです。トルファン観光の午前の部は、朝9時にスタート! 新疆ウイグル自治区は、世界地図で見るとインドの北にあります。首都北京からはあまりにも西にあるため、駅や公共機関以外の場所では、北京時間より2時間遅い新疆時間を使っています。朝9時は、新疆時間の7時です。8月のツアーは、これぐらいからスタートしないと、すぐ暑くなってしまいます。まずは、東線のアスターナ古墳群です。広大な平地に地中に降りる参道があり、その先に墓室があります。トルファンが高昌国と呼ばれた頃の住民の墓地群だと言われています。次は、高昌故城です。6世紀初頭の麹氏高昌国からウイグル高昌国までの約1000年の間、都だった場所です。どこまでも広がっている黄土色の遺構の中を馬車や電動カートに乗って、見学します。

ひんやりした墓室でには、壁画やミイラが残っています ひんやりした墓室でには、壁画やミイラが残っています

見どころがいっぱいの東線観光!

高昌故城を見学し終える頃には、じりじりと暑くなってきました。遺跡って、太陽を遮る場所がないので、本当に暑いんです。お次は、ベゼクリク千仏洞です。渓谷沿いにゆるやかなカーブを描いているところに千仏洞があります。トルファンがイスラム化した時に破壊され、運よく破壊を逃れたものの、その後、外国の探検隊に持ち去られました。わずかに残った壁画や仏像を見る場所ですが、渓谷沿いの緑が美しく、石窟の外側の風景に目を奪われてしまうところです。午前の部のラストは、火焔山です。炎が燃えているように見える山肌は、西遊記にも登場します。私は途中であきらめましたが、時間と体力、根性があれば、山の上まで登ってみては、いかが?

周辺の風景が美しいベゼクリク千仏洞 周辺の風景が美しいベゼクリク千仏洞

トルファンツアーの午後の部は、西線観光!

北京時間の午後1時過ぎ、トルファン市内のお宿に戻って、午前の部は終了。ここからは昼休みです。ツアーに食事はついていないので、各自とります。午後の部は、夕方5時頃スタートです。まだまだ暑いのですが、真っ昼間よりずっとましです。まずは、名産の葡萄を栽培している葡萄溝に行きます。葡萄棚や収穫した葡萄を干す建物などを見学し、試食もできる人気スポットです。人数が多ければ、ウイグル族の民族舞踊も見せてもらえますよ。市内中心部に近い蘇公塔は、幾何学模様を彫ったレンガで造られています。中国とも日本とも全く異なるタイプの塔に中央アジアを感じます。高さ44メートルもある巨大な塔は、現在は登れなくなっています。

葡萄溝では、何種類もの葡萄の試食が楽しめます。ツアーで一番楽しい時間かもしれません 葡萄溝では、何種類もの葡萄の試食が楽しめます。ツアーで一番楽しい時間かもしれません

なかなか暮れないシルクロードの夏を楽しもう!

トルファンツアーの最後は、夕日の見学スポットとして名高い交河故城です。二つの河が交わる高台にある遺跡は、車師前国の都だったと言われています。西北部には寺院遺跡や仏塔、東北部には、住居址が残っている地区なので、かまどの跡も残っています。ここで陽が傾いていくのを待ちたいところですが、日没前に市内中心部に戻ります。交河故城のあとで蘇公塔をまわるツアーもありますが、この場合は、もっと早い時間に交河故城を切り上げます。廃墟のような交河故城がオレンジ色の染まる姿を見たかったのに、ああ残念。午後9時をすぎた頃、やっと夕暮れの気配が漂ってきました。こんなシルクロードの夏を体験しに、この夏は、トルファンに行ってみませんか!

高昌故城は、とにかく広いので馬車や電動カートで観光しますが、交河故城は、徒歩で観光オッケー 高昌故城は、とにかく広いので馬車や電動カートで観光しますが、交河故城は、徒歩で観光オッケー