観光もグルメも楽しめる古都西安

「プリプリの春雨入りの羊のスープがおいしそう!」、「シシカバブも食べた〜い!」。先日、テレビで陝西省西安にあるイスラム街の夜市を見ました。寒い12月だというのに観光客の多さ、屋台料理の豊富さに圧倒されてしまいました。私が最後に訪れた2年前より確実にパワーアップしています。陝西省の省都西安は中国大陸の真ん中よりやや東にあります。シルクロードの起点として、唐や前漢など13もの王朝の都として栄えた西安は、名所旧跡の宝庫です。最も有名なものが西安郊外にある世界遺産の「兵馬俑博物館」です。その他にも玄奘がインドから持ち帰った経典を納めた「大雁塔」、玄宗皇帝と楊貴妃の物語で有名な「華清池」など、西安にはみどころがいっぱいです。

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西安でB級グルメを楽しむならどこに行く?

市内から郊外まで名所旧跡が詰まった西安旅行は忙しいこと極まりないですが、西安と言えばB級グルメがおいしいところ。ここはぜひ、イスラム街に行く時間をとってもらいたい! 市内中心部の鐘楼があるロータリーの、西北部一帯がイスラム街になっています。中国では西安から西側がイスラム教を信仰する回族が多く住む地域になります。西安のイスラム街の入り口には明代に建てられた鼓楼が立っています。この鼓楼を抜ければ、もうイスラム街です。入り口から土産物店と食堂が並び、お客を待ち受ける気合満点です。

イスラム街で食べたい西安名物とは?

イスラム街には西安の名物がほぼ全部と言ってもいいぐらいそろっています。一番有名な西安名物と言えば「羊肉泡馍(ヤンロウパオモウ)」です。「馍(モウ)」と呼ばれる素焼きのパンを小さく手でちぎります。羊のスープに春雨、羊肉、小さくちぎった馍を入れて煮込みます。これで羊肉泡馍の出来上がりです。日本のゴマダレうどんに似た「芝麻涼皮(ジーマーリャンピー)」、ほうれん草入りの緑色をした麺と牛肉と野菜の具を混ぜて食べる「牛肉菠菜麺(ニュウロウポーツァイミェン)」、野菜たっぷりのとろみスープ「胡辣湯(フーラータン)」などなど。粉ものが中心の、こってり重い西安の味が勢ぞろいです。

イスラム街で甘いおやつも食べてみよう!

主食を食べたら、お次はデザート! イスラム教徒は甘いお菓子好きなので、イスラム街やお菓子の屋台も充実しています。黄色いケーキのような「豌豆黄糕(ワンドウホワンガオ)」はエンドウ豆のペーストに柿を入れたヘルシーなお菓子です。観光客に人気があるのは「黄桂柿子餅(ホワングイシーズビン)」です。柿を練り込んだ小麦粉生地にくるみやレーズンを入れて揚げたもので、片手で食べられるのが受けてます。蜂蜜ときなこをかけた「白糖涼糕(バイタンリャンガオ)」は日本人向き。次々と見つかる甘いおやつのどれを食べたらいいのか、なかなか決められません。西安に行くなら昼はガンガン観光、夜はイスラム街でグルメ探検で決まりです!