中国人がみんな使っている銀聯カードとは?

「ぎりぎりセーフ! やっと銀聯カードが持てた! これで中国旅行が楽になる!」。2017年10月、陝西省の古都西安で銀行口座を開設し、銀聯カードを手に入れました。これがあるとないでは、中国旅行の便利さが大違い。これからは私も楽に中国旅行ができそうです。銀聯カードとは、中国国内の銀行が発行しているデビットカードのことです。中国人なら誰でも銀聯カードを持っていると言ってもいいぐらい使われているカードです。これがあれば、預金の範囲内で銀行ATMでの現金の出し入れはもちろん、銀聯加盟店での決済ができます。銀聯カードを持っていなかった私は、今までホテル予約サイトからお得なホテルの予約ができませんでしたが、これからはできるようになります。中国人の友達にお願いしていた鉄道の切符予約も一人でできるようになりました。

右下の銀聯マークがあるお店なら、どこでも使える 右下の銀聯マークがあるお店なら、どこでも使える

「在線付」と「到店付」とは?

中国のホテル予約サイトでお得なホテルを予約する時、ネックになっていたのは、「在線付」です。「在線付」とは、サイト上で代金を支払うことです。支払い手続きを完了しないと予約が入らないので、仕方なく「到店付」と書かれたホテルを選んでいました。これはホテル到着時にカウンターで代金を支払うという意味。代金を前払いしなくても予約が入るホテルです。2014年頃から予約サイトから「到店付」のホテルが減ってきました。あっても割高です。また、同じホテルの同じ部屋でもサイト上で決済すると、かなりお得な値段で泊まれるケースがあります。鉄道の切符予約の際も銀聯カードがないと、サイト上で決済できませんでした。

中国では、中国版ラインの微信の決済機能「微信支付」を使って、代金を支払うのが一般的。銀聯カードとスマホがあれば、もう現金はいらない! 微信支付は、写真のQRコードを読み込んで、代金を入力し、送信すれば完了 中国では、中国版ラインの微信の決済機能「微信支付」を使って、代金を支払うのが一般的。銀聯カードとスマホがあれば、もう現金はいらない! 微信支付は、写真のQRコードを読み込んで、代金を入力し、送信すれば完了

外国人旅行者が銀聯カードを作る際に必要なもの

中国のホテル予約サイトや鉄道の切符予約サイトは、海外のクレジットカードが使えません。VISA、JCB、MASTERなど、全てダメ。使えるのは銀聯カードオンリー。それなら外国人旅行者も中国の銀行に口座を開設すれば、いいじゃないかと思いません? 出張などで時々、中国に行く機会がある外国人ならなおさらです。それが2016年頃から外国人が銀行口座を開設するのが、非常に難しくなりました。中国銀行では、居留証を持っていない外国人は、開設できなくなりました。2017年4月の時点では、中国銀行以外の中国4大銀行では、居留証を持たない外国人でも口座開設が可能でした。しかし、その後、それもできなくなりました。

今のうちに銀聯カードを作っておきましょう!

2017年10月、陝西省西安で4大銀行の一つの中国建設銀行に口座開設をトライしてみると、「パスポートと居留証を持ってきましたか?」と言われてしまいました。こうなったら中国4大銀行以外に行くしかありません。4大銀行以外で支店数が多い銀行と言えば、中国招商銀行、浦東開発銀行など。中国建設銀行のそばに光大銀行があったので、まずはトライ! ラッキー! こちらは居留証を持たない外国人でも口座開設オッケー。しかも日本の住所で作ることができました。今、中国人でも新しく口座を開設しようとすると「なぜ、必要ですか?」と審査が厳しくなっています。今後、外国人の口座開設はますます難しくなっていくに違いないです。私はぎりぎりセーフ! 中国出張が多い人なら、とにかく早めに銀聯カードを作っておくほうがいいですよ!