鉄道で旅をするのなら、一度は体験してみたい食堂車!

ああ、憧れの食堂車。夕焼けを眺めながら、のんびり食堂車でごはんを食べるって、「鉄道の旅をしている」って気分にひたれます。海外で夜を越すぐらい長時間、鉄道に乗るのなら、1回ぐらいは食堂車に行ってみたいですよね。中国大陸を鉄道で旅をするなら、夜を越す移動がある区間なんて、いくらでもあります。北京や上海から中国の古都、西安に行くのもそうです。中国版新幹線に乗らず、特快や快速列車で行けば、必ず車中泊になります。また、日本人旅行者が好きな中国の端っこ、新疆ウイグル自治区や雲南省などは車内1泊どころか2泊はしないとたどりつけないほど遠いところです。

憧れの食堂車! 中国の鉄道で食堂車を利用するなら、いつがいい? 憧れの食堂車! 中国の鉄道で食堂車を利用するなら、いつがいい?

中国の食堂車の基本情報

中国語で食堂車のことを「食堂車(シータンチョー)」と言います。中国の列車は非常に長いものが多く、18両前後あります。この中で食堂車がどこにあるかと言うと、軟臥車のお隣です。軟臥とは1等寝台のことです。高級軟臥車がある列車を除けば、軟臥が一番チケットの料金が高いクラスです。だから、そのお客が一番便利なように食堂車は軟臥車のお隣にあります。営業時間はだいたい朝は午前7時から9時、昼は11時半から午後1時半、夜は午後6時半から8時半です。営業が始まると、車内放送があり、本日のメニューが紹介されます。

食堂車の定番メニューとは? お味は?

昼や夜の定番メニューは「西紅柿炒鶏蛋(卵とトマト炒め)」、「芹菜肉絲(セロリと豚肉炒め)」、「木須肉(きくらげと豚肉炒め)」などなどです。どれも中国全土で食べられている定番家庭料理とも言えます。日本人にとって気になるのは、おかずよりも主食のごはんです。食堂車のごはんって、本当にパサパサ。おはしで米粒をつかんでも、こぼれおちるぐらい。日本のごはんと同じようなものは期待できません。料金は安食堂の倍から数倍ぐらい。お味だって、安食堂に負けている時もあります。とはいっても食堂車でごはんを食べるのは一種のイベント! 1度ぐらいは食堂車も体験してみましょう!

一番ハズレなく利用できるのはいつ?

どうしてもパサパサごはんがダメ、できれば安価に抑えたい人におすすめは朝ごはんです。朝ごはんは、どの路線もだいたいセットメニューです。「饅頭(マントウ)」と呼ばれる蒸しパン、お粥、ゆで卵、きゅうりなどの漬物数種類、炒めたピーナッツです。これで10数元(約200円ちょっと)。安くて、あまり味に差が出ないメニューです。それに朝の食堂車は意外とすいているんですよ。味にうるさいけれど、食堂車は体験してみたい。こんな人は朝ごはんを食堂車で食べてみませんか?