古都西安から甘粛省の蘭州に行ってみよう!

明日の朝8時半には、もう蘭州に到着! しっかり寝たので、ホテルに荷物を置いたら、即、動けます! 中国の古都、西安とプラスもう1都市の旅行なら、甘粛省の蘭州がおすすめです。でも、このプラス1都市が時間的に難しい。それを可能にするには、鉄道しかありません。しかも時間もお金も節約できるんですよ。中国内陸部の陝西省の西安は、世界遺産の兵馬俑博物館を始め、三蔵法師がインドから持ち帰った経典を保管した大雁塔など、みどころが詰まっています。西安と周辺の世界遺産や名所旧跡を見るだけでも、3日は必要です。それでも、もうちょっと欲張ったら、甘粛省の省都、蘭州に足を伸ばせます。

周辺の乗客と和気あいあいと過ごせるのが硬臥の魅力! 周辺の乗客と和気あいあいと過ごせるのが硬臥の魅力!

蘭州って、いったいどんなところ?

甘粛省は陝西省の西隣りに位置する細長い省です。雨が少ない黄土高原の世界が広がっている素朴なところです。蘭州は、黄土高原を流れる黄河沿いにある大都会です。西安、蘭州ともに粉もの料理がおいしいところで、麺が好きな人ならきっと好きになります。西安と蘭州は、約650キロも離れています。中国版新幹線「高鉄(ガオティエ)」に乗れば、3時間ほどで行ける距離ですが、なにしろまだ、建設中です。特急や快速列車なら、7〜8.5時間かかります。1日に30本以上ありますが、貴重な昼間にこんなに長い時間、列車に乗っているのは、もったいないです。

昼夜ともにおすすめの西安〜蘭州

時間に余裕があれば、昼間の列車もいいものです。西安〜蘭州間では、黄土高原の世界を窓から見ることができます。樹木がない乾ききった山と次々と現れる渓谷は、日本では見られない風景です。時間がない人は、やはり夜遅くに乗って、朝8時頃に到着する列車がベストです。切符は「硬臥(インウォ)」か「軟臥(ルワンウォ)」を買います。どちらもスリーパーなので楽です。いちおしは安くて快適な硬臥です。軟臥は、4人のコンパートメントですが、おじさん3人の中に女性は自分ひとりなんてこともあるので、おすすめしません。硬臥は、3段ベッドが向かいあわせに並んでいるだけなので、開放的です。

旅行者が本当に使える列車はどれ?

西安発で蘭州に停まる列車の中でおすすめは、K131、K227、K2629、K621あたりです。K621以外は、午後11時頃、西安駅を発車し、翌朝8時頃に蘭州につきます。K621は午前0時半発ですが、やはり翌朝8時すぎに蘭州着です。これらの列車のスリーパーを使えば、楽に移動できます。横になって寝ているので、翌朝着いたら、すぐに観光できる体力も十分です。しかもホテルに泊まらない分、経済的です。西安〜蘭州間は、GWや国慶節、夏などの旅行シーズン以外は、硬臥の切符も取りやすいです。蘭州発西安も同じような時間帯で2本あります。西安〜蘭州間は、時間もお金も節約できる夜行列車を使って、旅してみませんか!