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どこで食べてもハズレなし!? 中国の西北部の家庭料理「麺片」を食べてみよう!


掲載日:2016/04/06 テーマ:グルメ 行き先: 中国 / 西寧(シーニン)

タグ: おいしい 冬にオススメ 麺類


日本人がイメージする麺とは違っている「麺片」

西寧の麺片は、少量の春雨入りが多いが、これは春雨ナシ。野菜はズッキーニをよく使う 西寧の麺片は、少量の春雨入りが多いが、これは春雨ナシ。野菜はズッキーニをよく使う

お湯が煮えたぎる大鍋に、一口大にちぎった麺が次々と放り込まれていきます。ちぎるのと投げ込むのが同時と言おうか、目にも止まらぬスピードなので、1人前の麺なんて、あっという間にできてしまいます。ゆであがった一口大の麺を穴があいたお玉ですくいあげたら、軽く水を切り、麺を待ち構えている中華鍋に投げ込みます。ジャ〜ッと威勢のいい音が響き渡ります。中華鍋には、少量のスープで炒め煮した状態の野菜や肉が待ち構えています。この中で麺を軽く煮込めば、「麺片(ミェンピェン)」のできあがり!

麺片が家庭で、よく食べられている理由

麺片は、中国の西北部、陝西省、甘粛省、青海省、新疆ウイグル自治区で食べられている麺料理です。一口大にちぎった麺なので、イタリアのショートパスタのようで、日本人がイメージする長くて細い麺とは異なります。この麺片、小麦粉を主食とする西北部では、麺を出す食堂の人気料理でもあり、家庭料理です。スープを作る必要もなく、残り物の野菜や肉で作れるので、西北部の家庭で一番よく食べる麺と言えば、麺片です。

麺片が、青海省の西寧の名物って本当?

麺片は、西北部では、どこにでもある麺なので、発祥の地はわかりませんが、ごくたまに西寧の名物として紹介されることがあります。西寧は標高2275メートルもある青海省の省都です。チベット族や回族など、少数民族が多い町民族色豊かないい町ですが、とにかく寒い! 標高が高いので、年間を通して気温が低いのです。この寒さが、麺片が生まれた理由だと言われたら、すんなり納得してしまいそうです。麺片は、こんな西寧の冬にぴったりの麺です。各地の麺片の中でも、西寧の麺片は、こってりと重い味付けです。少量のスープで炒め煮しているので、こころなしかスープにとろみがついています。どんぶり一杯の麺片を食べたら、全身ポカポカになりますよ。

麺片は、名物と言うよりも隠れた麺

麺片は、基本は汁なしですが、「烩麺片(ホイミェンピェン)」と言う汁バージョンもあります。汁ありのほうが、汁なしよりややあっさりしていて、こちらも寒い季節の人気麺となっています。麺片は、甘粛省蘭州の牛肉麺、陝西省西安のビャンビャン麺、新疆ウイグル自治区のラグメンのように、その土地を代表する名物麺として紹介されることが、ほとんどない地味な麺です。中国人にとっては、名物と言うよりも家庭料理なんでしょう。こんな麺片ですが、西北部の麺を出す食堂なら、どこでも食べられます。西北部の素朴な家庭料理、麺片を見つけたら、ぜひ、食べてみてくださいね!

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2016/04/06)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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