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羊肉大好き! 中国のシルクロードでシシカバブにはまった!


掲載日:2016/03/24 テーマ:グルメ 行き先: 中国 / 伊寧(イーニン)

タグ: 屋台 肉料理 名物


思わず吸い寄せられる音と匂いの元

シシカバブはだいたい1本3元(約60円)。新疆ウイグル自治区の省都ウルムチでは5元。 シシカバブはだいたい1本3元(約60円)。新疆ウイグル自治区の省都ウルムチでは5元。

炭火の上にジュジュッと脂が落ちる音と共に香ばしい脂の匂いが漂ってくると、もう我慢できません。匂いのもとは、串にさした羊を炭火で焼いている「烤羊肉(カオヤンロウ)」です。シシカバブとも呼ばれ、中国の西の端、新疆ウイグル自治区に住むウイグル族の名物料理です。少数民族のウイグル族は、豚を食べないイスラム教徒です。中国の漢民族の世界では、単に肉と言うと、主に豚肉をさします。また、看板などでよく見かける「大肉(ダーロウ)」も豚肉のことです。豚とは無縁のウイグル族の世界では、羊がランクが高い肉となっているのです。

羊をよく食べる中国にもいる羊を食べない人たち

新疆ウイグル自治区は、中国の陝西省の西安からローマまで続くシルクロードの一部分です。西安には、イスラム教を信仰する回族が多く住んでいます。彼らは豚肉を食べない代わりに羊肉をよく食べます。このあたりから漢民族も羊をよく食べます。日本でも「羊は臭いから苦手」と言う人がいますが、中国でも上海など南部、特に沿岸部に住んでいる人たちは、羊をあまり食べません。「羊は臭いから苦手」と言う人がたくさんいます。こういう人たちを見ると、「新疆ウイグル自治区の羊を食べてもらいたいなあ」と思います。

シシカバブの屋台が多くなるのは、中国のどの町から?

西安より西側に行くにつれて、イスラム教徒が多くなるので、シシカバブを売る屋台や食堂が増えていきます。焼いているのは、白い帽子をかぶった回族です。甘粛省や青海省に住む回族は、ウイグル族と同じようにシシカバブの食文化があります。でも、スパイスの使い方、肉の切り方がウイグル族のものとは全然、違っています。串に刺す肉は、ウイグル族のシシカバブより小ぶりで一切れは、一口で食べられます。使うスパイスは塩、胡椒、クミンまでは同じですが、唐辛子をかなりしっかりめに効かせます。そのため青海や甘粛省では新疆ウイグル自治区のシシカバブより、辛い仕上がりです。

新疆ウイグル自治区なら、どこの羊肉が、おいしい?

それに比べ、新疆ウイグル自治区のカシュガルでは、塩、胡椒、クミンをかけただけで焼き上げます。最後に好みでぱらっと唐辛子をかけます。唐辛子の味が控えめな分、肉本来のおいしさがストレートに伝わってきます。新疆ウイグル自治区で、羊がおいしいのは北部の伊寧と言う説がありますが、個人的にこれは私もそう思います。肉質が本当にいい。安いシシカバブでも、ジューシーで軟らかいので、高級な肉みたいです。味付けは、カシュガルよりかなり唐辛子を効かせます。羊肉が好きでシシカバブが好きという人は、中国の西部でシシカバブの食べ比べをしてみませんか! スパイス使いに民族やその土地の違いが感じられますよ!

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2016/03/24)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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