- 宮 江梨子
- 香港在住。本業の傍ら、香港情報を発信しているフリーランスライター。何気なく暮らし始めた香港で、ついに永住権も取得。「旅人」から「住人」になっても、変わらぬ香港の魅力を発信していきたい。
出発エリアをに変更しました。
大きさもNYスタイル!ボリュームいっぱいのプレスルーム・バーガー
香港は東洋と西洋がミックスした雰囲気を楽しめる場所なのですが、それは食べ物だって同じこと。特に国際色豊かなセントラル地区のSOHOでは、西洋・東洋のみならず、色んな国の本格的な味を楽しめるんです。ただ、最近は地価高騰も手伝ってか、SOHOから徐々にエリアが広がって、隣の上環地区との境目辺りにまでお洒落なレストランやバーがオープンし始めました。今回は、そんなレストラン開発が進んでいる(?)エリアでオープンして以来、特にブランチの人気を誇るNYスタイル・レストランをご紹介しましょう。
ダークブラウンと白の壁がシックな雰囲気
香港でNY?と言う事なかれ。今回ご紹介する『The Press Room』は特にブランチが有名で、香港のフリーペーパーでもベスト・ブランチ・スポットによく取り上げられる人気のレストラン。おかげで、週末の昼時は予約ナシではまず入れません。SOHOのレストラン街からは少々外れているんですが、この盛況ぶりが「歩いて来る価値アリのレストラン」という無言の証明になっていますよね。SOHOのお店とは違って天井も高く、店内も広々。ダークブラウンと白い壁でシックにまとめた内装も、お洒落で落ち着いた雰囲気です。シェフはNYから来たシェフなので、もちろん味も本格的。
サクサクのワッフルに甘酸っぱいベリーとたっぷりのメープルシロップ。このハーモニーがたまりません!
どうせならブランチもNY風に、と思う人は一番最初の写真にあるザ・プレスルーム・バーガーがオススメ。間に挟むハンバーグもお肉たっぷりで食べ応え十分!一度は食べてみる価値アリのビッグ・バーガーです。そんな大きなのはちょっと…という人は、パンの上に半熟卵とスモークサーモンが乗ったスモークサーモン・エッグ・ベネディクトはいかがでしょう?トロリととろける半熟卵がパンとサーモンに絡まって、何とも言えない美味しさです。また、ベリーとメイプルシロップがたっぷり乗ったサクサクのワッフルは、目に楽しく食べて美味しいブランチになりますよ!
アトランティック・サーモンをドンと使った豪快な一品。一見大味そうですが、意外に繊細な味
もちろん、ここはディナーに来るにもオススメの場所。当然ブランチよりも少々値段は張りますが、料理もデザートもまんべんなく美味しくてボリュームもたっぷり!アトランティック・サーモンステーキ、ブイヤベースなど色々と美味しいメニューがありますが、これからが旬の牡蠣はワンプレートで産地の違うものが盛られてくるので、食べ比べができて楽しいかもしれませんね。ちなみに、日替わりスペシャルは2〜3人で分けて食べるとちょうどいいボリュームです。
今は少しは予約状況も落ち着いているはずですが、「どうしてもこの日」にという希望があれば、早めに予約をするのが無難です。
シンプルなブランチも魅力
そして、実はこのレストランの隣には、同じ系列のお洒落なフードショップ『Classified』があるんです。ここでは世界各国のワイン、チーズ室で温度管理されている本格チーズ、ハム、ジャムやオリーブなど色々な製品を販売しているんですが、簡単なカフェメニューも食べられます。しっかりブランチではなく軽く済ませたいという人は、こちらでコーヒーとクロワッサンやサンドイッチで軽くブランチ、なんていう手もアリ。これらのお店は観光スポットである文武廟やキャットストリートにも近いので、ここで腹ごしらえしてから観光に出かけるにもピッタリですよ!
【関連情報】
■The Press Room
住所: G/F, 108 Hollywood Road, Central, HK
営業時間: (852) 2525 3444
営業時間: 12:00(土日は10:00)〜0:00(土日のブランチは16:00まで)
URL: http://www.thepressroom.com.hk
行き方: SOHO辺りからHollywood Roadを上環方向に歩いてすぐ。文武廟近く
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/12/21)
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※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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