飲茶の基本は忘れましょう!

香港や広州で飲茶をする時、つい興奮してしまいます。まわりのテーブルの上にのっている、おいしそうな点心に目を奪われて。ぷりぷりの半透明の皮の「蝦餃(ハーガウ)」はエビ餃子、香ばしい焼き色がついた「蘿卜糕(ルオボーガオ)」は大根餅、「叉焼包(チャーシューパオ)」はチャーシューマンです。どれもおいしそう!もともと注文する予定の点心に加え、「あれも食べてみたい!」と食べたい点心が増えていきます。一応、飲茶の基本は「一盅両件」です。これはお茶ひとつに点心がふたつという意味です。私たちはめったに本場の飲茶を楽しめません。ここは一盅両件は忘れて、おもいっきり飲茶を楽しみましょう!

あれこれ食べたいけど、失敗しない飲茶・点心の注文方法 あれこれ食べたいけど、失敗しない飲茶・点心の注文方法

飲茶の注文スタイルは2種類!

飲茶と言えば、点心で満載されたワゴンがテーブルの間をまわってくる姿が思い浮かびます。このスタイルでないと飲茶に行った気分がしない人もいるでしょう。しかし、このワゴン式は最近、あまり流行っていません。今はオーダーシート式と言って、注文シートの点心の名前の横に数字を書き入れる方式が主流です。このほうがワゴン式より出来立て熱々の点心が食べられます。そのため、ほとんどのお店がこの注文方法をとっています。日本人の場合、ワゴン式のほうが点心の実物を見られるので便利です。オーダーシート式では漢字の点心名を見ても、どんな点心かわからない時があります。

日本人がうっかりしてしまう注文時の失敗

そんな時はおいしそうな点心を食べている人にその点心の名前を教えてもらいます。時にはお店の人に「同じものを食べたい」と伝えます。周りの人のまねをして注文するのは悪くはないのですが、似たような点心ばかり注文してしまったなんてことになります。特に小さな蒸籠に入った蒸し物系です。タピオカ粉入りの半透明の生地に仕上がった餃子、米粉で作った生地を蒸した腸粉などです。湯気がたつ蒸籠の誘惑に負けると、餃子や腸粉など、似たような食感のものばかりになります。すると、食べているうちにあきてきます。オーダーシート式の場合、失敗しない点心選びの方法があります。

失敗せずに最後まで飲茶を楽しむ注文方法とは?

まずはオーダーシートをじっくり見てみましょう。オーダーシートのカテゴリーは「蒸(蒸す)」、「煎(焼く)」、「炸(揚げる)」、「麺(麺類)」、「拉腸(時には腸粉。米粉の汁で作った蒸しもの)」などに分かれています。ここから1品ずつ選ぶようにすれば、もちもち、さくさく、しっとりなど、様々な食感を楽しめます。めったに体験できない本場の飲茶だから、悔いなく強欲に楽しみたいですよね!このカテゴリーに注目すると、最後の一口まで、あきない飲茶を楽しめますよ!