炒飯の革命児「福建炒飯」

お米は、アジアのみならず世界中で食べられています。旅先に名物の米料理があったら、そこは日本人、やっぱり食べたくなりますよね。今回は、私が旅先で食べた美味しい米料理のグルメ対決です。まずは炒めご飯部門から。炒飯は中国やアジアのどこで食べてもほとんどハズレがなく、旅のお助けメニューです。私がノックアウトされたのは、香港で食べた「福建炒飯」という海鮮の餡がたっぷりかかった炒飯で、その味は革命的美味しさでした。本場中国の福建には存在しないというのが面白いですね。

グルメ対決!日本人は米!世界の絶品米料理【香港vsインドvsポルトガルvsペルー】 グルメ対決!日本人は米!世界の絶品米料理【香港vsインドvsポルトガルvsペルー】

世界三大炊き込みご飯のひとつ「ビリヤニ」

炊き込みご飯部門からのエントリーは、三大炊き込みご飯のひとつ、インドやパキスタンの米料理「ビリヤニ」です(ちなみに残り二つはスペインのパエージャと日本の松茸ご飯だそうです)。インド料理というとカレーにばかりスポットが当たりますが、美味しいビリヤニはカレーを凌駕するほど絶品です。香り豊かなバスマティ米にマトンやチキンとスパイスを炊き込んだビリヤニは、インドでも‘ご馳走’とされます。日本では敬遠されがちなマトンですが、スパイスの効いた本場のマトンのビリヤニは目からうろこの美味しさです。

ポルトガルの雑炊「アローシュ・デ・マリスコ」

ポルトガルを旅した時、食べるものがみな美味しくて、なんて日本人の口に合うんだろうと思いました。シーフードのグリルひとつとっても、スペインはオリーブオイルで鉄板焼きにしますが、ポルトガルでは炭火焼きです。そして、初めて食べて激しく感動したのがポルトガルのシーフード雑炊「アローシュ・デ・マリスコ」でした。魚介から出ただしと米がうまく馴染んだ、たっぷりの魚介の具が入ったトマトスープの雑炊。味の決め手はコリアンダーの葉、パクチーです。タコの雑炊やアンコウの雑炊も絶品で、思い出すだけで唾が出てきます(笑)。

ペルーの米料理「タクタク」

美食の国として近頃注目を浴びているペルー。メインディッシュに白米を添えたワンプレートメニューや、ペルーにすっかり定着した炒飯「アロス・チャウファ」など、お米もよく食べられています。ここで登場する「タクタク」は、米と煮豆を混ぜて煮こみ、楕円形にまとめたものをもう一度フライパンで焦げ目がつくまで焼いたものです。外側はカリカリで香ばしく、中はおじやのような食感でクリーミー。これに魚介類のソースをかけて食べるようになったのは日系二世の人のアイデアだったそうです。

判定やいかに!

今回は激戦でしたが、南米に渡った先達のアイデアに敬意を表して「タクタク」の勝ち!