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本当は教えたくない! とびきりの隠れ家レストラン、香港「法租界」徹底レポ その3


掲載日:2016/06/23 テーマ:グルメ 行き先: 香港 / 香港

タグ: おいしい おもしろい レストラン


美しい詩を読んでいるようなメニュー……?

リゾットと思いきやパスタ。中華素材の「蝦子」をからめて リゾットと思いきやパスタ。中華素材の「蝦子」をからめて

「法租界徹底レポ」その2からの続きです。メニューは紙に印刷されて渡されます。それを読んで、またビックリ。「なんのことやら、さっぱりわからない……」。たとえば1月のメニューのトップにはこう記されていました。「金軟寝。黒花。黄花。開胃酒 Golden Pillow.Black Flowers.Yellow Flowers.Aperitif」これは、「モルネーソースの細長い蒸しパン卵黄載せ、ほうれん草、ワスレグサ、きくらげのサラダ添え」という意味なのです。また、1月と4月のメニューに出ていた「西湖。小礼物 West Lake.Small Gifts」は、イベリコハムとこんにゃくを湯葉で巻き、龍井茶(ロンジン茶)と鶏がらスープをかけた一皿です。

フュージョンの極み、魔性のレストランです

どうです、このネーミングセンス、そして奇抜な料理は? もっともっと、ご紹介したいメニューばかりなのですが、どれもこれもステキ過ぎて、きりがありません。どの料理も独創的なことはもちろん、一度食べたら決して忘れられないほど、おもしろくておいしいのです。ふつう、フランス料理や中華料理のフルコースを食べたら、「おいしかった。しばらくは満足」ではないでしょうか? でもここの料理は、「おいしかった。また行きたい、またすぐにでも食べたい」と、身もだえするような魅力があるのです。

和の食材も斬新なアレンジで日本人もびっくり

大きな特徴の一つは、フレンチの手法を取り入れた上海料理というのが基本線ながらも、日本やイタリアの食材も使っていることです。日本のさぬきうどんや豆腐を使ったり、お米のリゾットと見せかけて、実はお米の形をしたごく小さなパスタを使っていたり。どこの国の料理という枠にはまらない自由さに満ちています。4月には、ポテトグラタンの周りを海藻、干しエビ、ナマコが取り囲むという、あまりに斬新でついていけない人もいるような一皿もありました。「ついてこられない人はついてこなくていい!」そんな、強気なシェフの声が聞こえてきそうです。(その4に続く)

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2016/06/23)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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